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Charmant Wine(シャルマンワイン )取扱開始です。

南アルプス・甲斐駒ヶ岳の麓、山梨県北杜市白州町のワイナリー『 Charmant Wine(シャルマンワイン )』の商品を取扱い開始しました。

●シャルマンワインはこんなワイナリー

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白州は昔からぶどう農家の多い地域で、特にデラウェアの栽培が盛んでした。「食用に出荷できないデラウェアをどう加工しよう?」となったときに『白州醸造』という共同組合でワイン造りをスタート。これがシャルマンワインの前身となったそうです。

その後、ワイン醸造を模索していた『江井ヶ嶋酒造株式会社』と業務提携し、1963年に『シャルマンワイン』として再出発しました。

親しみやすく落ち着いたワインを目指したいという想いが込め、フランス語で「かわいい」「愛おしい」を意味する『シャルマン』とネーミングしたそうです。

●テロワールの話

見学

ワイナリーのある地域の地表は、日本では一般的な土壌のひとつ『黒ぼく土』に覆われてます。しかし、さらにその下の土壌は非常に水はけが良い、『花崗岩の砂質土壌』が広がっています。この土壌が醸造用ぶどうの栽培に適しています。
なお、ワイナリーの所在地『白州町白須』という地区の名前は、この白っぽい砂地から来ているそうです。

また、土壌だけでなく気候環境も醸造用ぶどうの栽培に適しています。
醸造用ぶどうの敵のひとつに雨がありますが、白州町は内陸的気候なので比較的雨量が少ない土地です。

しかも標高は約600mなので、夏であっても朝晩の気温が低いので、1日の寒暖差が大きいくなります。この点もぶどう栽培に適しているといえるでしょう。

●ぶどう栽培のこと

棚

シャルマンワインでは甲州やベリーAなど国産品種だけでなく、カベルネ・フランやシャルドネ、セミヨンなど欧州品種も栽培しています。特にカベルネ・フランは白州の花崗岩砂質と相性が良く、風味を凝縮した果実をつけ、濃い色合いと柔らかな渋み、エレガントな香りのワインを生み出します。

栽培方法は従来からの棚栽培だけでなく、1999年からは醸造用ぶどうの栽培に適した垣根栽培にも取り組んでいます。

そして出来るだけ農薬を使わない減農薬栽培にこだわり、肥料も有機質のものだけを使用。収穫前の間引きによって収穫量を少なくすることで、一粒一粒が擬縮感のあるぶどうに育て上げることも良質なワインを造るために必要だといいます。

●醸造、そして熟成へ

製法

シャルマンワインではそれぞれのぶどう品種の個性を活かしながら、少量仕込みで丁寧に発酵させていきます。発酵終了後はそれぞれのワインの特徴に合わせて貯蔵・熟成させ、タイミングを図って瓶詰を行います。

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瓶詰したワインもテイスティングして出荷タイミングを観察し、比較的リーズナブルなワインでも通常より長期熟成させてからリリースすることもシャルマンワインの特徴と言えるでしょう。

●取扱いラインナップ

2021年10月時点での取扱いラインナップは以下の3商品です。

・シャトーシャルマン ベリーA 穂坂 無濾過

韮崎市穂坂地区で栽培されたマスカットベリーAで醸造。色合いは濃厚ですが、渋みは少なくて柔らかな味わい。洋食だけでなく、和食や中華にも合わせやすい赤ワインです。

http://shop-suzukishuhan.com/products/detail5088.html

・甲州シュールリー無濾過 微炭酸

地元契約農家が栽培した甲州で醸造。発酵で生じた炭酸ガスを一緒に瓶詰しています。
白い花を思わせる華やかな香りとまろやかなボディー感、甲州らしい程よい酸味とほのかな苦み。舌に感じる微炭酸と相まって、気取らず飲める爽やかな味わいに仕上がっています。

白身魚のフライやパスタ、天ぷらなどと相性が良いでしょう。無濾過の微炭酸なので夏場はワインセラーや冷蔵庫で保管してください。

http://shop-suzukishuhan.com/products/detail5087.html

・ロゼ ドライ 無濾過

白州町で栽培されたベリーAと甲州を使用。ベリーAをセニエして醸造したワインに甲州の白ワインをブレンドすることで、ほのかな渋みとすっきりした酸味のバランスが心地よい味わいになっています。

生ハムやサラミ、焼き鳥や鶏すきなどの鶏肉料理、お好み焼きなどと相性が良いでしょう。

http://shop-suzukishuhan.com/products/detail5086.html

是非お試しください。

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