見出し画像

本は気軽に読んでいい

以前は本を読みたいと思っても「読み切らなくては」「理解しなくては」という考えが先行してなかなか手が出ませんでした。特に図書館で借りる本は、少しわからないところがあったり気が向かないと「完璧理解」のプレッシャーもあって放置されてしまって、ギリギリまで延長した後、結局読まずに返却することが頻発していました。そうなると、ちょっと面倒くささが先に立ち、借りて読むという行為自体を避けるようになっていました。

ただ、最近は考えが変わってきました。本というのは、全て理解しようと苦心しなくてもよいのではないか、と。本も人間関係と同じで、自分と合うもの合わないものがあり、それを読む前から考えていたらきりがない。だったら、興味のある本は片っ端から借りてみて、パラパラ中身を確認し、読み進まないのであれば自分には合わないのだから、延長などせずさっさと返してしまえばいい。

そう考えると気が楽になり、一度に5冊くらいの本を借りるようになりました。そのうちの半分くらいは1週間以内に返してしまいます。返してしまいますが、また時間がある時に借りよう!と思うものもたくさんあります。本と出会うという意味でも、気軽に借りて返す習慣はよいものだなと実感しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?