KPIマネジメント

最高の結果を出すKPIマネジメント(書籍解説)

あなたのKPIの使い方
間違っているかも?
KPIを管理する
すべてのマネジメント層必読!!by F.S

どうもー!
スズキフミトシです!

このnoteを見てくれたアナタ!!!
きっと普段からKPIに悩まされて
仕事をしていることでしょう!


そんなあなたに
本日は"中尾隆一郎"先生著の
「最高の結果を出すKPIマネジメント」
という本に関して
自分の意見を踏まえ、
解説を行っていこうと思います。

このnoteを読むと
あなたは
たった【5分】で、
こう生まれ変わります!

KPIを正しく理解し、
真のKPIの魔力を自由に活用でき
事業目標を達成させられる
KPI魔術師となれる(かも)

では早速、紹介していきましょう!

"中尾隆一郎"先生とは何者?

この方は
リクルートグループにて
「KPI講座」を
10年以上に渡って伝授し続けた
まさにKPIのプロ!

そんな彼が説くKPI活用術は
とても基礎的でありつつも、
改めてKPIが持つ魔力を
教えてくれるものでした!

あなたが普段使っているKPIは
「なんちゃってKPI」かも!?

多くの方は、
事業目標に関連する数値を
すべてまとめて
KPIと呼んでいるのではないでしょうか?
(DAU、MAU、継続率、新規インストール数.....etc)

恥ずかしながら自分も
過去に同じようにKPIを扱っていました・・

本来KPIとは
Key Performance Indicator」

つまり

事業成功(Performance)
鍵(Key)
数値目標(Indicator)で表したもの

であるということ

そして
このKeyは
「1つ」のみであること
が重要であるということらしいです。

たくさんの数字を
KPIとして管理する方法は
ただのIndicator(数値)マネジメントですね

なぜKPIは1つに絞る必要があるのか?

KPIを「1つ」のみに設定する理由は
いくつかありますが、
マネジメントの観点から
説明していきますね!

まずKPIと関連用語である
「KGI」・「CSF」について説明しますね。

「CSF」(Critical Success Factor)
 ・・・最重要プロセス

「KPI」(Key Performance Indicator)
 ・・・最重要プロセスの目標数値

「KGI」(Key Goal Indicator)
 ・・・最終的な目的数値=事業目標


これだけ見ても良く分からないですね。

つまり
KGI(事業目標)を達成するには
今何が必要か、
施策インパクトや工数、人員などを考慮して
最高の一手が何か考えますよね?!

その最高の一手というのが
CSF(最重要プロセス)です。

そしてそのCSFが
想定通り上手くいっているかどうかを
計るのがKPI(最重要プロセスの目標数値)です!

要するに
KPIを達成すれば、
自然とKGIも達成してしまう
ということですね!

もしKPIが2つ以上設定されていると
1つのKPIを達成したところで
KGIには届きませんよね。

このように
KPIとKGIがリンクしていないと
なんのための目標か
現場は混乱してしまいますね。
最悪、モチベーションの低下にも
繋がります。

さらに、
KPIを複数設定する場合、
以下のような
3つのデメリットが発生します。

1.事業の進捗状況を正確に判断できない

KPIは事業の戦略・戦術を
判断する先行指標です。
戦略・戦術がうまくいってなければ
何かしら手を打つ必要があります。

ただKPIを複数設定していると
現状の戦略・戦術が
うまくいっているのか?
このまま進めていいのか?
判断するのが難しいです。

本の中では、
KPIとは事業を判断する
「信号」と比喩しています

青信号ならGO、
黄色、赤信号であれば
注意したり、立ち止まって
対策を考えましょう。

もし複数の信号が存在し、
それらが同時に
それぞれの色を示していたら、
やはり正しい判断ができないですね。

2.事業の振り返りを行えない可能性が出てしまう

複数のKPIを設定し、
複数の施策を同時に行うと
すべての施策に均等に力を発揮せず
現場が施策への注力度を
”勝手に”
取捨選択してしまいます。
(もちろんそんなことのない
優秀なチームなら問題ないですが)

すると
その中の施策Aが
うまくいかなかった場合、
施策Aをやりきらなかったから
うまくいかなかったのか?
施策Aをしっかりやったが
うまくいかなかったのか?
判断できない状況になってしまいます。

これでは、組織にノウハウが貯まらず
ただ工数を無駄にしているだけに
なってしまいますね。

3.現場が迅速な意思決定を行えない

KPIが複数ある場合、
意思決定自体も
複雑になっていきますよね。

複数の施策を同時に判断して
どういう事業戦略をとっていくか
経営陣ですら、この判断は難しいです。
であれば
現場はもっと混乱しますよね?

いかに現場が働きやすい環境を作り
現場を育てていくかという
人材育成の観点からも
やはりKPIは1つに絞った組織が理想ですね!

話は分かったけど
KPIを1つに絞るのは難しいよ・・・・

もちろんKPIを1つに設定することは
そう簡単ではありません。

その場合は
同一のKGIに対して
考えられるCSF・KPIごとに
組織を最小単位に分割して、
それぞれに意思決定権限を
渡すのがいいかと私は思っています!
(これに関しては、
皆様の意見もいろいろ聞きたいですね)

これにより、
意思決定のスピードを落とさず
複数の数値を同時に改善できる
組織の運営ができるわけです!
(理想的にはw)

最後にまとめ

KPIマネジメントとは
最も重要な数値だけに焦点を絞って
マネジメントを行うこと

KPIは
事業判断を最速で行い
事業成長を最大化させることのできる
最高のツールです!

KPIを正しく理解して
組織・事業をうまくマネジメントできる
人材になりたいですね!


いかがでしたか?
少しでも皆様の学びになったのであれば
幸いです!
スキ♡も頂けると幸いです~^^

何かリクエストや質問も受け付けますので
コメントもお待ちしております!

では、また!


この記事が参加している募集

推薦図書

もし、為になったと思った方いればサポートいただけると、さらなる励みになります! サポートで頂いたお金は、note更新のための書籍代&勉強代として活用させていただきます!