見出し画像

ベンリィ110 帝都産業製Brezzaルーフ


初号機、ご依頼いただきました

スーパーベンリィ125 を開発・製作、試行錯誤しながらも完成致しました
当然ながら不具合が生じます
勿論想定内ですので、トラブルは都度修正しバージョンを上げていきます

そうして培ったデータを元に皆様にご提供出来るように製作を開始しました


フロントフレーム強化

試作機ではフロントフレームの剛性(強度)不足がみられました
今回はフレーム自体の強度アップ、オフセットプレートの改善など
重量増となっても剛性重視でフレームワークを考えました




取付出来ればそれで良い、わけではないです

一部業者の中には、ギア用のルーフを取付られるだけ
的な物を当方も確認しております。。。残念なことです
強度保ち、メンテ性や耐久性・再現性・持続性
考えて対策することは山ほどあるはずです

ルーフに伴うワイパー装備、キーレス回路、グリップヒーター等々
拡張性とメンテ性も考えて電装系の設計をしています

当店オリジナルレッグシールドも装備
安価であっても実用性のあるアイテムを開発しています




改造車ですが純正に近い仕上がり?

ギアとは違う、ベンリィならではの不具合もありました
他メーカーの製品を取り付ける、しかし安全であること
これは最大の命題であり、絶対に守らなければいけません
ビニールハウスのような屋根付きなバイクを時折見かけますが
安全性はどのように考えているのでしょうか

堅牢な強度も剛性もある屋根フレームは時には乗員を守ることが出来ます
純正品のように剛性を担保出来るような実績もデータもありませんが
そのレベルに近づけるように日々努力しております

安価ではありませんが・・・

ワンオフに拘るのは個体でしっかりと信頼性を増す、ことに尽きます
1台ずつ確認して手を入れることで信頼性は増すと考えています
量販的にコンバートキットを開発することは安全性を犠牲にしかねないのではないかと思っております
故に安価に提供することは難しくなりますが、ご理解いただける方でしたら
ルーフ化についてご相談承ります


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?