見出し画像

TD02改 ルーフ仕様(製作中)③

前回のnoteから少し日が経ってしまいましたが
少しずつ進捗しております

オフセットプレートも強化して取付
エンジンカウルもぬかりなく塗装
フロアパネルは艶消しブラック

やはり塗装はカスタムの基本です

車体としての完成度はそれなりに高く、日常の足としては十分な性能であったこともあり
カスタム車として熟成させることに対して少々億劫になっていたかもしれません
日常業務も落ち着いて来たので重い腰をあげてカスタムを進めていきます

ルーフ周りを全バラ、そして不具合箇所を修正・・しながら
外装パーツの塗装を進めていきます

赤黒のバランスを考えて配色しました

配色は赤黒のツートンカラー
手持ちの塗料の都合もありますが、目立ち過ぎず且つ映えるカラーリングでもありますね
往年のDAYTONAカラーということでお察し下さい


ワイドバイザー化

当方製作のヤマハギアでは定番のカスタムです
ジャイロXにギア用の屋根を取り付けたのならば・・・
やはりこれは必須アイテムとなります

テストを繰り返し、モニターさんにもご協力頂いてしっかりとした物が出来ました

何度も繰り返した作業、型取りもほぼ満足いくレベルです
少しでも改良の余地はないのか❓
デモカー製作時は色々と思案しながら製作しております

物凄く高いです・・がやはり良いです

ハリボテではない実践的なカスタムにおいては
コストを度返しした材料を使わざるを得ないシーンが良くあります
この雨樋を兼ねたモールもその一つです
しっかりと雨水排水をコントロールするためには
相応の製品を使うことは当然であります

同じようにルーフ素材も吟味しました
多岐に渡るテストを経て製品化したものですが
同様の他社製とは違う材質で厚みも増すことになりました
当然ながらコストは上昇しますが、安全性・信頼性・耐久性を考えれば
当たり前の帰結となります
安い素材でイニシャルコスト下げる、ことも否定はしませんが
当方ではあくまでも実戦的な装備に拘ります

ワイド化したルーフはまるで室内 車に近いです

配達カスタムとは何だろう

ビジネスバイクに特化して、道具としてのポテンシャルを最大化する
そしてその状態を維持する・・・これが大前提です
その上で業務効率を向上させる為には何が必要なのか
それを具現化することが配達カスタムです

更に・・やっぱりカッコイイバイクに乗りたいね
仕事の道具であっても所有欲を満たせること
誰にも大事にされずぞんざいな扱いで汚い、、そしてなんか調子悪い
そんな存在とは正反対の稼げる道具
カッコ良くて仕事しやすくて安心して乗れて
こんなにキレイなら毎日洗車しようかな、、と思わせるような道具です

承認欲求・目立ちたい・自慢したい 良いじゃないですか
ストレスなく稼働するという意味でも少しは役に立つのかなと思っています

要応談

無いものを作る
というのはコスト度返し、何でもやるということです
それはいつもプライスレスです
もし本気でこのマシンに乗ってみたいと思うのでしたら
その想いを伝えて下さい
機械的にこのマシンに値段をつけるとしたら・・・
恐らく新車のキャノピーくらいにはなってしまうでしょう
そういう価値感を共有できる方ならお譲りすることはやぶさかではないです
二度と作ることはないかもしれない・・・それが唯一無二のワンオフです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?