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スピニングダンサー

皆さんはヘッダー画像のダンサーがこちらを向いていると感じますか?

それとも奥側を向いていると感じますか??

恐らく人によって味方が分かれると思います。どっちにも見えますよね。

今回はシルエット錯視というものについてご紹介です。

このシルエットが右回りに回っているように見えますか?それとも左回りに回っているように見えますか?


右足が軸になって回っているように見える人、

左足が軸になって回っているように見える人、それぞれいると思うのですが

回転が変わったように見える瞬間が一番面白いと感じるなと個人的に思っています。

どちらを向いているか無理やり判断しようとして右回り左回りを決めるらしいのですが、個人的には回っている足が一番右に行った時と一番左に行った時に瞬きをテンポよくすると回転している向きが変わって見えるような気がしています。


「右足を軸にしているもの」

「左足を軸にしているもの」

この動画が一番区別がしやすいと思います。

目の錯覚って面白いですよね。

右回転にしか見えない!という人こそ左回転に変わった時「うわっ」と感じると思います。(逆もまた然りです)

まだこの不思議な感覚を体験されていない方は是非体感されてみてください。

もう体験されたことがある方は、懐かしいなーと感じていただければと思います。

(どうしても一定方向にだけしか見えない方もいらっしゃると思います。全く問題ございませんのであまり思い詰めないようにしてください。)

このシルエット錯視を見てからというもの、人によって見方や感じ方は異なるということを学ばせていただきました。

自分に見えているものを押し通すことはあまり意味がないことだなとも感じるようになりました。

「あなたはこう見えるのね、私はこう見える」とお互い受け入れて理解しようとすることが大切なんだなと教えていただいた印象深い教材です。

物を見る角度によって見えてくるもの、姿が変わってくるように、自分に見えていないものが必ずあるんですよね。

右回りで見えている時は、左回りを見落としていて、左回りで見えている時は右回りを見落としている。

意見の異なる人とぶつかった時だったり、出会った時にこの錯視を思い出せるとお互いの違いを生かせたり、受け入れられたりしやすくなるかもしれません。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。




サポートしていただけたら、実験用具を買うか、実験用の薬品を買うかまだ決めていませんが、生徒さんたちと授業のために使いたいと考えています。