書くことからはじめようと思う
2020/6/27
日記なんて書くのはとても久しぶりのような気がする。
今日は10時過ぎに起きた。よく眠った。8時とかに起きて喫茶店でモーニングでも決めたいところだけど、そこまで優雅な生活は僕には送ることはできないようだ。
「くらし」「生活」「ライフスタイル」
雑誌にはそれらにそれぞれ魅力的な修飾がなされ紙面を飾る。
ゆっくり起きた朝はまず洗濯機をまわし珈琲を入れる。挽きたての珈琲の香りが部屋を包み、ようやく頭が起きてきた頃に柔軟剤の匂いで部屋が包まれる。今日は何をしようかと考える。レコードでも見に行こうか。あの街に行くならあの服を着ていきたいな。ランチはあの店で決まりだ。久しぶりに食べるなんちゃらのパスタは想像するだけでお腹が減る。帰りはワインでも買って帰ろう。今日は家でファッション系のドキュメンタリーを見よう。白ワインに合う美味しいチーズも忘れずに。(全部妄想)
豊かなくらしは語感はいいけどなんか疲れそうだ。
実際はとりあえず歩いて駅前のラーメンを食べに行った。
美味しい。それ以上に表現のしようがない。
そうしていたらディスクユニオンから取り寄せたレコードが店舗に到着したとの連絡が来た。出かける理由ができた。
自転車で池袋までひとっ飛び。
買ったのはSky Ferreira の「Night Time,My Time」
状態はよくなかったけど、なかなか見つからないしとりあえず購入。
2014年のSummer Sonicが懐かしい。(こう書くと音楽好きみたいだけど全然そんなことはない)
そのあとは雑司が谷にある古書店「往来座」へ。
素晴らしい品揃えと魅力的な価格帯。大学生の頃から通ってる。
植本一子のコロナジャーナル購入。武田砂鉄の名前が目次にあり興味がわいた。
ジュンク堂とビックカメラにも寄りたかったけど、めんどくさくなっちゃったので見送り。また来週でも行こう。
帰り道ふと見かけた喫茶店に寄る。
クラシックのレコードが1万2千枚。珈琲はポットで出てくる。
聞いたら色々と教えてくれるマスター。サティにドビュッシーなんかを久しぶりに聞いた。ジムノペディはやっぱり美しい。
レコードの解説に書いてあった「演奏に色彩がある」といった言葉が気になった。
音色の多彩さ、奥深さなどをそう評しているんだろうけど、僕はまだまだピンとこなかった。いつの日か音から目の前に色彩が広がるような光景に出くわしたら幸せだろう。
家に帰ったらゲームをしよう。最近のストレス解消はもっぱらゲーム。
帰り際、酒屋でワインを買ったのは内緒の話。豊かなくらしに憧れすぎたかな笑
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