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10/22 8日目

昨日はみんな大好きホックニー展に行って来たよ。
ざっくりこっちに書いちゃったから興味ある人はこっち見てくれ。

そして今日は地元のイタリアンで開かれた料理教室に行ってきたよ。

カツオのカツレツ
秋刀魚とプチトマトのペペロンチーノ
若鶏のビネガー煮込み

これらの料理を習いました。
前半2時間作り方を見ながら聞いて、後半1時間半くらいで食べるって感じ。

まず、思ったのが料理の音。
みんな真剣にシェフの話を聞いているから基本的には静かなのね。
そこに響き渡るソースを混ぜるびちゃびちゃした音だったり、スプーンとボウルが当たる音、食材を切る音にオイルの中でふつふつとニンニクに火が入る音、そのどれもが興味深くセクシーだった。

そしてシェフの所作って美しい。
塩を振る動き、食材を混ぜる動き、どれを取っても美しさがあった。

あとは料理も(この"も"は"写真も"です)選択の美学だということ。
丁寧なシェフだったから、家でやるときはここまでしなくてもいいですよとか、こうやったらフライパンひとつでもできますとか、これは家になかったら入れなくてもいいしこれの代わりはこれでもいいとか、色々と家庭に落とし込む際のアドバイスを話してくれたんだけど、それらの選択肢の中で丁寧に気持ちを込めて、またそのシェフが思う最善の選択肢がプロの出す料理なんだと再認識した。
キャロットラペに入れるレーズンをお湯で戻すのも(白ワインでもいいと言ってたけどお酒が飲めない人もいるからお湯でとのこと、パスタを入れる皿をさっきまで使っていたオーブンの中に入れて温めておくのも、秋刀魚の小骨を取るのも皮目から焼くのも、それらひとつをとったら2,3点ほどの差かもしれない。
でも、それらが10個集まって素人の僕らが作るものとは20点30点違うものが生まれるのだろう。もちろん上記は足し算だけでなく、掛け算になることもあるので実際にはもっと開きが出る。

いい経験ができた。
やっぱりプロの仕事や人のこだわりを見ると学びが多くておもしろい。

さらっと流したけど、日記休んじゃった。
でも、そんなのも自由よね。(この休んじゃったの罪悪感とかも大事だが笑)

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