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個人作家さんが工場を狙うメリット・デメリット


今、物が売れない時代でアパレルブランドさんが

悪戦苦闘している中、

個人作家さんが勢いを増しています。


minne、BASE、ストライプ、メルカリ

など個人の力が台頭してきています。


生産は任せて、デザインや企画、

販売に力を入れたいと

思う作家さんは多いのではないでしょうか。


こうした行動力・購買力のある個人作家さんに

是非知ってもらいたく今回noteを書きましたので、

是非最後までお付き合いください


自己紹介

千葉県船橋市で創業49年目になる金属プレス屋の

次男として生まれ、現在は兄弟で経営しています。


趣味は食べること・スキー

(最近は年に1回しか行けてませんが)


もの心が付く頃には工場を手伝いながらも

遊び場として育ったので、

製造人としての歳月は40年を超えています。


今では兄が既存の得意先の窓口になり、

私が新規の問い合わせの窓口

としてやらせてもらっています。


商社・取次代理店に頼むメリット


🔷徽章(バッチ、メダル等)から始まり、


🔷靴・バッグの金具


🔷アパレル服飾資材


🔷アクセサリーパーツ

🔷完成品・組立アッセンブル


と、出来ることをどんどん増やしてきました。


これからもどんどん出来ることを

増やしていこうと思っていますw


個人作家さんが工場を狙うメリット・デメリット


メリット

✅自分のこだわりを直接製造現場に近い人に伝えられる。

✅間の取次業者が何件か抜けた分単価を抑えられる。

デメリット

✅工場は1工程につき1工場だから
  自分の足で回らなければならない。

✅工場は都心から離れているので、
 足を運ぶのに時間がかかる。

✅zoomやオンラインに工場は弱い

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商社・取次代理店に頼むメリット

メリット

✅窓口が1本なので頼めば後は待つだけで良い

✅都心に多いので、アクセスが良い

デメリット

✅製造現場から遠いので、想いや
 イメージが伝言ゲームになってしまい、
 伝わりづらい。

✅中間マージンがたくさん取られる

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たらい回しにされてしまったことありませんか?


工場は1工程につき1工場


例えば

1⃣ 原材料屋
2⃣ 金型屋
3⃣ 材料切り
4⃣ プレス加工
5⃣ ロー付け
6⃣ バレル
7⃣ めっき


一つのチャームや金属プレートが

出来上がるだけでも

これだけの工程が入ります。


昔はこの工程が各工場でされていたので、

実際には7工場(加工屋)が関わっていしました。


最近では、できることを増やしていった工場が

複数の工程をするのでだいぶ減ってきましたけどね。


さらに工程を兼務するといった工場も現れてきました。


しかし絶対に兼務出来ない工程もあり


「うちではここまで、あとは自分で探してね!」


と言われてしまったという

個人作家さんを多く見かけます。


あちこち工場を回り、多くの「出来ません」

の言葉で心が折れてしまいます。


チャーム一つを作るのに工場をあちこち

回らなければいけません。


たらい回しにされたと

思っても仕方ありません。


個人作家さんの駆け込み寺


と呼ばれるように!

私たちは、製造コーディネーターです


弊社は、金属プレス加工業者です。


いろいろな案件が来る中で、

弊社の技術では明らかに無理な時がありました。


そんな時にむげに断ると申し訳ないので、

協力工場や得意先に相談したことが

多々あります。


そうするとこれはあそこの工場で、

ここから先は向こうの工場で、

などと点が線につながり始めました。


うちではできなくてもあそこの協力工場を

使えばできるし、自分の会社にも

そのマージンを頂くことができると思いました。


そして、いつしか

「鈴木さんに頼めば全部できるね」

と言われるようになりました。


最近では工場なのに商社機能をもつ工場として

世間から認知されるようになってきました。


しかも間の業者が抜ければ抜けるほど

単価も抑えられるので、

価格へのメリットも大きいんですw

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注文は100個から、値段設定をしっかりと


個人作家さんは趣味の延長で、

アクセサリーづくりが好きで

始める方が多いのです。


しかし、いざ商売をするぞ!

と思ったときに原価率の高さに驚きます。


最初は自分で作っていたので、

材料代しか原価がかからないため、

利益率は高いと思っています。


実際は加工を人に頼むことになるので、

急に原価率が上がってしまい焦り始めます。


値段設定を間違えると大変なことになります。


さらに私は


「商売ベースで考えているなら値段設定も

大事ですが、100個だったら100個売るぞ

という気概が必要です!」


とお伝えさせてもらっています。


「100個くらい売らないとだめですよ」

とさえ伝えます。


販売を始めた以上、もうプロです。


売れなかったらどうしようとは考えず、

必ず売るんだという気持ちが必須です。


よく相談されるのが

客「私結構売れるんですよね」
私「えっ!どれくらい売れるんですか?
客「月に10個くらいです。展示会に出れば30個くらい売れるんです。」
私「おーそれはすごいですね」
客「ありがとうございます」
私「で、うちは何個つくればいいんですか?」
客「モー自分では大変なので、50個作って欲しいんです」
私「は????」


となります。


我々業者は最低でも100個程度のご注文を頂かないとやっていけないんです。


また、ごくまれに「とにかく安くしてください。」

と言って来る人がいます。


しかし、こちらも商売です。


こんな方はできる限りのことは考えますが、

それでも合わない場合があります。


そういう方には

他に行ってくださいとお断りさせて

いただくこともあります。


もちろん

適正価格を提案させて頂いていますが、

安さを売りにしている人は

今後の発展が望めません。


早々に考え方を変えるか

辞めた方がよいです。


安売りや値下げは誰も幸せになりません。


逆に自分の渾身の力作を値下げ交渉されたら

嫌だと思うんですよねw


より価値を高めて、自分の商品に自信をもって

売ってほしいものです。


我々工場や作り手側も人間ですので、

気持ちは一緒です。


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作家さんが売れてなんぼです


弊社に依頼をしてくれる作家さんが売れて、

リピートや新しい企画を持って来てくれなければ

弊社としても商売は成り立ちません。


一緒にどうしたら売れるかなど、

真剣に考えさせてもらいます。


今、コロナ下で対面販売が難しい中、

どうやって売ったらいいのか

わからないという人も多いと思います。


伝え方なんてもっとわからないという方も

多いと思います。


そんな悩める作家さんの見方にもなりたいです。


弊社で作れるもの


✅キーホルダー
✅社章
✅校章
✅ブランドロゴチャーム
✅靴の金具
✅アパレル服飾金具
✅ファスナーの引手
✅装身具
✅釣り具
✅ラジコン部品
✅テント用ペグ
✅ピアススタンド
✅ボタン
✅靴ベラ
✅ファッション雑貨
✅etc


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👆メッキ見本です。


世界的有名ブランドの金具やロゴプレートも

多数製造しています!


刻印一つで何通りも!


最初から金型を作るのには抵抗あると思います。


そんな方にはこう提案させて頂いています。


「刻印を一つ作りませんか?」


ハンコと思ってもらえれば大丈夫です。


シーズンごとや作品によって形状を変えて

作ればいいんです。


しかも弊社には土台となるプレートが

いくつもあります。


なかには10種類以上のチャームを

使っている作家さんもいます!


画像は実際に何種類もの形状でチャームを

作っているお客さんのものです

(芸能人もご用達の作家さんです)


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数でお断りすることはありません


数量でお断りされた経験ありませんか?


一般的に工場は少量だと断ります。


それはお金にならないだろうとの

先入観もあります。


しかし、弊社は1個からでも

お請けいたします。


もちろん最低料金

(初回3万円~、2回目以降1万円~)

を決めていますので、相談ください。


LINE登録特典を用意


特典①

LINE開設に伴い、LINEからご注文頂いた方には

通常28,000円の刻印代を

5,000円引きの23,000円

にて承ります


特典②

弊社カタログ用のダウンロードURLを送ります

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ここまでお読みいただきありがとうございました。


読んで頂いたあなたには感謝しかりません。






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