トップの身の処し方は難しい
関電の記者会見。
トップ・経営陣の身の処し方は難しいなと思います。
色々あって、単純に評価できるような話でもなさそうですが(そもそも自分の上(ゴーンさん)を切ってますし)、日産の西川さんの身の引き方は「基本」なんだろうな、と。
その後押しをしたのが社外取締役だとすれば、その役割は果たしたコトになる。
関電。
どうしますかね。
調査が継続中の郵政グループの方も。
思うところは色々あるのは分かるつもり。
それでもどこかで区切りはつけなきゃ行けないし、そのためにその職があるとも言える。
二二六事件なんかの背景には大企業経営者や政党の腐敗に対する「怒り」があった。
昔話に戻らなくても、「格差」に対する苛立ちや怒りが世界各地で噴出している。
単なる自社の経営や職務に対する責任云々ではなく、そういう「時代」に対する哲学や見方が問われるのが、トップの「身の処し方」だと思います。
難しいですがね。
(関電の件は「原子力発電」そのものへの影響も極めて大きい。
福島の「廃炉」という重い課題を抱える中で、日本は「どういうスタンスで原子力に向き合うか」を問われ続けることを宿命づけられていますが、その観点からも本件は非常に「重い」意味を持っていると思います。
そのことをどこまで認識し、振舞うのか。
「身の処し方」にはそれもあると思っています)
PS 「菓子折の底に金貨」
https://www.nikkansports.com/m/general/news/amp/201910020000894.html
絶対意図的ですよね。
「越後屋、お主も悪よの〜」
あなたも同類ですよ…と言うメッセージ。
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