見出し画像

手持ちのブルーブラック、試薬にかけてみた

前回の続き?な内容です。

被験体の皆さんの紹介

某ゲームやってないのでモルモット君達とか言うわけにはいかんのです。まぁ、それはいいや。

画像4

PilotプラチナPelikan4001瓶、Pelikan4001カートリッジ、LAMYクリスタルインクベニトアイト。手持ちのブルーブラックオールスターズ的な。

実験方法

画像3

器具は以下の通り
・お弁当用ソースカップ(商品名はディップカップ)
・スポイド(使い捨て)
・ビーカー
精製水(トラスコ)
ソースカップに精製水を40ml程度注ぎ、5ml程度のインクを滴下、撹拌したものを使用。

試薬は以下の通り
万能リトマス紙(ADVANTEC)
2価鉄パックテスト(共立理化学研究所)
希釈したインクを万能リトマス紙とパックテストで試験。

画像5

実験結果

画像2

左から精製水、Pilot、プラチナ、Pelikan4001瓶、LAMYベニトアイト、Pelikan4001カートリッジ。
リトマス試験紙の色からすると精製水が中性、Pilotがアルカリ性、他は酸性に見えなくもない…?って感じ。希釈した上で染料が邪魔だ…。古典インクならアルカリ性ということはないのでまぁ、一応…?

2価鉄パックテストはプラチナから右側ははっきり反応あり。古典インクの要はこの鉄イオンなので、この結果が重要。

画像3

プラチナも一応反応してるけど、あんまりはっきりしない。30分くらい放置うすると染料が沈殿してきて多少見やすくはなるけど。

結論

プラチナ、Pelikan4001、LAMYクリスタルインクは古典インク。Pilotは非古典インク。

それにしても実験にあたり染料がちょっと邪魔なので、可能であればインク原液を濾過して染料を取り去ってから用いるのが理想ではある。顔料ならともかく染料の濾過って面倒な気が…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?