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いたたまれない気持ち

もう数年前の話になりますが…
当時中学生だった長男が体験した
体育祭での出来事です。

長男が通った中学校では
特別支援学級の生徒も普通学級に入って
体育祭に参加します。


長男が参加する競技スタート
長男も、周りを見ながら順調に入場し、
一安心していた矢先。

長男ともう一人の支援学級の子が
列に入ろうとしたら、
普通学級の子に何か言われてる…
「何かうちの子が間違えてるのか?」
と冷や冷やしながら見ていると、
列に入れず…競技はスタート…

戸惑っているように見える二人、
困っているわが子を見ても、
親は保護者観覧席から出られない…
いたたまれない気持ちで見守る中
競技は終了。

いったい何があったのか…
事前の競技参加のアンケートには
「参加する」と書いたのに…
どうして?

モヤモヤした気持ちで帰宅し、
先生にどう伝えるべきか…と考えて。
連絡帳に書くことに…

先生を責める気はない。
ただ、何が起きたか知りたいだけ…
そう思って書きました。

先生からの返事で知ったこと…

普通学級の先生が危険と判断し、
参加させない事を決め、
体育祭の当日に長男ともう一人の支援学級の生徒に話をした…という。
そのことを
支援学級の担任に報告しなかった…


普通学級の先生と支援学級の先生
どちらにも担任がいます。

普通学級の担任は
「これくらいいいだろう、平気だろう」
と、大きな勘違いをしている。
自閉症の長男にとって、急な変更は
パニックの原因となるのに、
そのことを知らない。
というか知ろうともしない。

支援学級の担任は
「普通学級に迷惑をかけないように…」
と、なぜか
普通学級の担任の顔色をうかがう…
自分の生徒の状態や特性を
普通学級の担任にはっきり伝えない…


私の家は中学校のすぐ隣…
長男がまだ幼い頃、
散歩していた時に見た光景思い出した。
体育祭の練習中に、
違った動きをしてしまった支援学級の生徒…
「おい、そいつどうにかしろ!!」
という先生の大きな声…

それから10年たっても
この中学校は変わっていないのか…。


なんとなく感じる支援学級と
普通学級の先生同士の上下関係。

その翌年、支援学級の先生は
5人中4人が他の学校へ…(;^ω^)
予想通りの結果です。
問題が起きると他校へ移動に…
何度も見てきました。

こういう事があるから
私の地域では支援学級より支援学校が人気
なんでしょうね(;^ω^)

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