０．はじめに
　FGOのサーヴァントは、３つのスキルを持つ。
　しかし、第三スキルを開放するためには、サーヴァントによっては強化クエストなどを挟まねばならず、やや手間がかかる。
　それに比較して、第二スキルは、再臨１回で使用できるようになる。つまり、ピースがあれば使えるようになるのだ。
　今回は、その第二スキルに注目して、味方をサポートすることができるサーヴァントをクラス順に上げる。
　なお、効果量は、スキルレベル１で未強化の状態を記載している。

１．第二スキルでサポート力が大きく変わるサーヴァント

弓：ダビデ
　第二スキル：味方全体の精神異常状態を解除＆回避付与(1回)＆HP回復500
　味方全体に回避１回を付与できるので、全体宝具を１回やり過ごせる。星３以下で全体回避付与を持っているのはダビデだけであり、変えが効かない強さがある。

槍：武蔵坊弁慶
　第二スキル：自身ターゲット集中1T＆自身防御力アップ30%(3T)
　ターゲット集中スキルは、味方を守る上で非常に有効であり、それが使えるサーヴァントが増えるということは、それだけ味方を守りやすくなるということになる。

術：ハンス・クリスチャン・アンデルセン
　第二スキル：自身NP獲得50
　第二スキルで動きが大きく変わるサーヴァント筆頭。NP50スタート礼装があると、自力で即座に宝具が打てるようになる。また、宝具の効果も、味方全体の攻撃力と防御力を確率で上げ、さらに確定でHPを回復するものなので、仲間が傷ついたタイミングで登場して即座に宝具を打てるのは強い。

殺：シャルル＝アンリ・サンソン
　第二スキル：単体HP回復1000
　低レアの中では数少ない、味方のHPを回復できるスキル。回復量も1000と、無視できない量。

殺：風魔小太郎
　第二スキル：単体回避(1T)＆スター発生率アップ30%(1T)
　全体宝具に対して味方を１体守る、ターゲット集中持ちに回避を付与させて単体宝具をやり過ごす、などの運用が可能になる。

狂：ポール・バニヤン
　第二スキル：全体HP回復1000
　低レアの中では数少ない、味方のHPを回復できるスキル。回復量も1000と、無視できない量。

讐：アンリマユ
　第二スキル：単体チャージ減少＆攻撃力をダウン10%(3T)
　単体チャージ減少が確定なのは、星3以下だと、静謐のハサンとアンリマユのみである。

２．第二スキルでサポート力がそれなりに変わるサーヴァント

剣：ガイウス・ユリウス・カエサル
　第二スキル：全体攻撃力アップ8%(3T)
　癖がなく使いやすい。また、第一スキルの効果が「全体宝具威力アップ8%(1T)」であるため、乗算で威力を上げられる。

弓：エウリュアレ
　第二スキル：敵単体〔異性〕に確率で魅了70%(1T)
　第一スキルの「単体チャージ減少60%」と合わせて、さらに敵の行動阻害力が伸びる。

弓：子ギル
　第二スキル：敵単体〔人型〕に確率で魅了45%(1T)
　確率は低いが、対象は広い（すべてのサーヴァントは人型）。第一スキルが「全体攻撃力アップ10.5%(3T)」ということもあり、サポート力は高い。

弓：ビリー・ザ・キッド
　第二スキル：自身NP獲得30
　礼装や他のサーヴァントからのサポート前提だが、即座に宝具が打てるようになる。宝具はQuickで、ダメージ以外の効果は「単体クリティカルダウン10%(3T)」となっている。

弓：俵藤太
　第二スキル：自身回避付与(2回)＆防御力アップ7%(3T)
　単純にしぶとくなる。タゲ集中礼装を持たせてオーダーチェンジしながら敵の単体宝具をやり過ごすなどの運用が可能に。

槍：レオニダス1世
　第二スキル：自身ガッツ(1回・5T・1000HP)
　第一スキルが「自身ターゲット集中1T＆自身NP獲得量アップ50%(3T)」なので、集中攻撃を受けてNPを貯める時に死ににくくなる。死ににくくなれば、星25個を生み出す宝具を発動しやすくなる。

槍：クー・フーリン
　第二スキル：自身回避付与(3回)＆防御力アップ8%(3T)
　第一スキルのガッツと合わせてとにかくしぶとくなる。

槍：クー・フーリン〔プロトタイプ〕
　第二スキル：自身回避付与(3回)＆防御力アップ8%(3T)
　クー・フーリンと異なり、第一スキルがガッツではないが、それでもしぶとくなることには変わりない。

槍：ヘクトール
　第二スキル：敵単体スタン60%(1T)＆チャージ減少60%
　二つの効果がまとまっている。チャージ最大の敵に使えば、どちらか一方でも効果が発揮すれば宝具を止められる。どちらか一方、あるいは両方が成功する確率は84%となるが、敵が体制を持っている場合は更に下がる。とはいえ、チャンスが２回あるというのは、効果を期待できる。

槍：ディルムッド・オディナ
　第二スキル：敵全体〔女性〕攻撃力ダウン30%(1T)
　女性限定ではあるが、攻撃力を大きく下げられる。他のサーヴァントのスキルを重ねていけば、宝具ダメージも僅かなものに抑えられる可能性が見えてくる。

騎：エドワード・ティーチ
　第二スキル：自身攻撃力アップ9%(3T)＆自身ガッツ(1回・1HP)＆弱体耐性ダウン50%(3T)
　ガッツにターン制限がないため、とりあえず使っておけば無駄にならない。しぶとくなる。

騎：ブーディカ
　第二スキル：自身ガッツ(1回・5T・1000HP)
　しぶとくなる。

騎：牛若丸
　第二スキル：全体攻撃力アップ8.5%(3T)
　癖がなく使いやすい。また、第一スキルの効果が「全体NP獲得量アップ10%(3T)」であるため、更に支援力が伸びる。

騎：アレキサンダー
　第二スキル：敵単体〔人型〕に確率で魅了50%(1T)
　確率は低いが、対象は広い（すべてのサーヴァントは人型）。第一スキルが「全体攻撃力アップ8%(3T)」ということもあり、サポート力は高い。

騎：レジスタンスのライダー
　第二スキル：自身ガッツ(1回・3T・1HP)＆自身NP獲得10
　しぶとくなる。また、宝具を撃つためのNP獲得手段としても使えなくはない。

術：ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
　第二スキル：敵単体〔サーヴァント〕宝具威力ダウン9%(1T)
　このスキルそのものだけでは効果が薄いので、他の宝具威力ダウンスキルなどと合わせることが前提となる。

術：ウィリアム・シェイクスピア
　第二スキル：自身無敵(1T)＆HP回復500
　効果が1ターンの第一スキル「全体Buster性能アップ20%(1T)」を使うタイミングを待つこともできるようになる。また、ターゲット集中礼装を付けて単体宝具をやり過ごすなどができるようになる。

術：ジル・ド・レェ
　第二スキル：敵単体〔サーヴァント〕宝具威力ダウン5.5%(1T)
　このスキルそのものだけでは効果が薄いので、他の宝具威力ダウンスキルなどと合わせることが前提となる。

術：メフィストフェレス
　第二スキル：スター獲得3個(3T)＆自身防御力ダウン14%(3T)
　第一スキルの「単体チャージ減少60%」と合わせて、支援力が伸びる。

術：クー・フーリン
　第二スキル：自身回避付与(3回)＆防御力アップ9%(3T)
　槍のクー・フーリンと異なり、第一スキルがガッツではないが、それでもしぶとくなることには変わりない。

術：ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス
　第二スキル：全体Arts性能アップ10%(3T)
　自身もArts宝具であり、第一スキルの「自身NP獲得50」も組み合わさり、Artsチェインを絡めた味方のNP獲得支援力が伸びる。

術：チャールズ・バベッジ
　第二スキル：自身攻撃力アップ15%(1T)＆自身無敵(1T)
　ターゲット集中礼装を付けて単体宝具をやり過ごすなどができるようになる。

殺：佐々木小次郎
　第二スキル：自身精神異常状態解除＆スター獲得5個
　星が出る。

殺：マタ・ハリ
　第二スキル：敵全体〔男性〕魅了30%(1T)＆防御力ダウン10%(3T)
　男性のみだが、敵全体にかかるので、3体いれば1体くらいはかかる。また、防御力ダウンの方は対魔力などがなければ通るので、魅了が不発でも防御力ダウンは有効という場面も多い。

殺：ファントム
　第二スキル：敵単体〔異性〕魅了60%(1T)
　ファントムが男性なので、対象は女性となる。

殺：ヘンリー・ジキル＆ハイド
　第二スキル：自身スタン状態付与成功率アップ5%(1回)＆ハイド時さらにスタン状態付与成功率アップ85%(1回)＆敵単体スタン10%(1T)
　まとめると、「ジキル時は15%でスタン、ハイド時は100%でスタン」ということになる。ハイドになるためには宝具を打たなければいけないので、有効活用するためにはNP獲得系の支援が必要だ。

殺：百貌のハサン
　第二スキル：60%の確率で、自身Buster性能30％アップ(3T)＆60%の確率で、自身Arts性能30％アップ(3T)＆60%の確率で、自身Quick性能30％アップ(3T)＆回避状態を付与(1T)
　ターゲット集中礼装を付けて単体宝具をやり過ごすなどができるようになる。

殺：静謐のハサン
　第二スキル：スター獲得2個
　微量だが、場合によっては重要な2つになるかもしれない。

狂：スパルタクス
　第二スキル：自身ガッツ(1回・3T・1HP)＆自身NP獲得10
　しぶとくなる。また、宝具を撃つためのNP獲得手段としても使えなくはない。

狂：エイリーク・ブラッドアクス
　第二スキル：自身ガッツ(1回・4T・750HP)
　しぶとくなる。

狂：清姫
　第二スキル：確率500％で、単体防御力ダウン12%(3T)＆攻撃力アップ20%(3T)
　敵の攻撃力を上げる代わりに、敵の防御力を下げるスキル。防御力ダウンの確率が500%というのは、弱体無効でもついていない限り、生半可な対魔力や弱体耐性を貫通する。

３．最後に
　今回列挙したサーヴァントは、あくまで味方サポートするという前提なので、自身の攻防力などを強化するスキル持ちは記載されていない。
　また、宝具に関しても同様で、NP獲得手段を持たないサーヴァントの宝具は、支援が協力でも記載されていない。しかし、礼装やNP供給可能なサーヴァントが手持ちに揃っていれば、たとえレベル1でも宝具は打てるので、宝具に関してはまた場越の記事で書く予定だ。