０．はじめに
FGOではここ数ヶ月、とにかく第一部をクリアしろと運営から通達があった。
そして今年のクリスマスイベントだ。もはや、クリアするしかない。
だが、どうすればよいのか？
俺は１年前に、２週間で第一部をクリアするという無茶苦茶なことをした。そして、この１年、色々とやって、学んだ。
今、それを振り返って、ストーリークリアの助けになるかもしれないなんかを、書いておく。

０．１．マイペースでやれ
人間というのは、義務を感じるととたんにやる気がそがれる。だから、「今日もログインしなければならない」みたいな状況になると、まずいことになる。
「今日までに○○までクリアしなければならない」とか「寝る前にココまでクリアしなければならない」とか、そういうのに追われ、その目標を達成できなかった時は、すっぱり諦めてマイペースで進めろ。
逆に言うと、失敗した時にすっぱり諦めたり、新しい目標を立てたりできるのであれば、それは問題ない。

なお、俺は、「寝る前にココまでクリアしよう」という目標を掲げたはいいものの、ストーリーテキストが長かったり、思いの外敵が強かったりして、その日はギブアップして寝てしまう……そんなことが何回かあった。
それでも、目標を達成できなかったと落ち込むことはなかった。なぜなら、最初っから「達成できればいいや」くらいの目安だったからだ。
これも一つのマイペースと言える。

０．２．優先順位を決めろ
FGOのストーリーを進めるとして、どう進めるべきか？
「とにかく、ある日時までにシナリオをクリアしたい」というところを優先するのか、
「なるべく石はガチャに回したいからコンテニューに使いたくない」というところを優先するのか、
「ストーリーをどんどん読みたい」というところを優先するのか、
他にも色々あるが、優先するべき所によって、行動は変わってくる。

例えば、とにかくクリア速度を優先するのであれば、時間短縮のためにストーリーをスキップするというのも一つの手となる。
例えば、石を温存したいというのであれば、令呪コンティニュー復活を待つ間に種火を集めてサーヴァントを育てるというのも一つの手となる。
例えば、ストーリーをどんどん読みたいというのであれば、ガンガン石コンテニューするというのも一つの手となる。

ただ、最初は特に優先順位を決める必要はない。というか、これは自然と決まってくる。考えるべきは、迷ったときだ。どう進めるか迷った時に、優先順位のことを思い出して整理すると、進むべき道が見えてくる。

これはFGOに限った話ではない。
例えば、他のゲームをやっていて、そっちを優先したいというのであればそっちを優先するべきだし、仕事とか学業とか、あとは趣味の時間とか、とにかく色々とやることはあるはずだ。
ヤバイのは、優先順位をつけられず、どれもこれも中途半端になり、何もできなかったと自己嫌悪に陥り、すべてを手放すことだ。
時間は有限なのだから、やるべきことや、許される限りやりたいことをやるべきだ。

なお、俺の場合は、最終的に「年内にマシュ以外育てずに終章クリア」というのが最優先になったので、終章では石何個かをコンテニューに使った。
また、そのために、趣味に使える時間を全部FGOに費やした。
極端な例だが、これが俺の優先順位だった。

０．３．実行可能な代案や説明のない否定的アドバイスは無視しろ
どういうことか？
例えば、もしお前がガチャでレアなサーヴァントを引いたとして、それをどう使えば良いのかツイッターとかで聞いたとしよう。
その時に「そいつは○○より弱いから育てなくていいよ」などと言われたら○○を持っていない場合は無視しろ。
そも、FGOのサーヴァントは、持っているものと持っていないものの２種類しかない。
実行可能な代案がないアドバイスは、お前が選択肢を狭めるだけだ。

また、例えば、ガチャでレアなサーヴァントを引いたとして、それをどう使えば良いのかツイッターとかで聞いたとしよう。
その時に「そいつは弱いから育てなくていいよ」などと言われたら、無視しろ。
お前は、サーヴァントの使い方を聞いたはずだ。だが、このアドバイスはどうだ？全く答えになっていない。
相手は質問を理解してないので、お前は無視していい。

逆に、例えば、ガチャでレアなサーヴァントを引いたとして、それをどう使えば良いのかツイッターとかで聞いたとしよう。
その時に「そいつよりも○○の方がストーリーで役に立つから、先に○○育てたほうがいいよ」などと言われたら、それは聞く価値がある。
ただ、それを実行できるかどうかという所はお前の手持ち素材とか時間とか次第なので、そこはさらにアドバイス者に相談するべきかもしれない。

そして、どんなアドバイスであれ、最後にどの行動を取るかを決めるのはお前自身だ。
最終的に、お前自身がやりたいことをやれば良い。
たとえそれが、アドバイスに反したことであってもだ。

前置きはココまでにして、ココからはゲームシステムの話だ。

１．フレンドに頼れ
とにかくストーリーを早く攻略するとなると、どうやっても自分の戦力のレベル上げが間に合わない。これは、FGOがそう言うゲームデザインだから仕方がない。
だが、そのかわり、育ちきったチョーツヨイフレンドを借りることができる。
ツイッターで募集するなり、ゲーム内でフレンド申請するなどして、とにかくフレンドを増やしてフレンドに頼れ。
もっとも、自分の戦力だけでストーリーを攻略したいということであれば、これは無視してもかまわない。

２．令呪は惜しみなく使え
令呪は、日本時間で深夜０時になると、１画復活する。最大で３画まで貯められる。逆に言えば、毎日１画までならただで使えるし、３日貯めれば一気に３画使ってコンテニューができる。
コンテニューは石１つと同じ価値がある。となれば、使わない手はない。惜しみなく使え。
もっとも、そういったものを使用しないという縛りを課したいのであれば、これは無視してもかまわない。

３．育てるサーヴァントを絞れ
先にも書いたが、とにかくストーリーを早く攻略するとなると、どうやっても自分の戦力のレベル上げが間に合わない。これは、FGOがそう言うゲームデザインだから仕方がない。
レベル上げが間に合わないというのはどういうことかというと、２つの原因がある。

１つ目の原因、レベル上げアイテム回収だ。
ストーリーのクエストを進めるだけでは、基本的にサーヴァントのレベルを上げるアイテムは落ちない。レベルを上げようと思うと、レベル上げアイテムを手に入れるための専用クエストを実行することになる。つまり、それだけ時間がかかるということだ。
しかし、ここでかかる時間は、そこまで問題ではない。せいぜい数時間とかそれくらいだ。もっと大きな原因は、２つ目にある。

２つ目の原因は、レベル上限上昇アイテムの回収だ。
FGOでは、サーヴァントにレベル上限がある。レベル上げアイテムをいくら手に入れても、レベル上限を上げないと、一定のレベルより強くなれないのだ。
ここで厄介なのが、そのレベル上限上昇アイテムの入手法だ。レベル上げアイテムは、集めようと思えばいつでも集められる。だが、レベル上限上昇アイテムは、そうはいかない。
FGOには基本的に７つのクラスが有り、それぞれでレベル上限上昇アイテムが異なる。そして、それらは、週替りで集めることができる。
つまり、場合によっては、数日間待たなければならないのだ。

ただし、ストーリーのクエストを進める上で、いくつかのレベル上限上昇アイテムは入手できる。どれくらいかというと、各クラス１サーヴァント分程度だ。
つまり、曜日を待ちたくないというのであれば、育てるサーヴァントを絞らなければならない。具体的には、各クラス１体だ。
では、どれを育てるかというと、見た目とかストーリーとかで「コイツを育てたい」と思ったやつを育てれば良い。アドバイスを聞くのも良いだろう。

３．１．マシュを育てろ
FGOでは、サーヴァントにレベル上限がある。レベル上げアイテムをいくら手に入れても、レベル上限を上げないと、一定のレベルより強くなれないのだ。
しかし、ただ１体、例外が存在する。最初から持っているマシュだ。

マシュは、「ストーリーの進行度によってレベル上限が上昇する」のだ。つまり、忌まわしきレベル上限上昇アイテムが不要だということである。
いつでも育てたい時に、レベル上げアイテムさえ回収すれば育てられるというのは、とても強い。

また、FGOではサーヴァントのクラスごとに相性があり、有利だと与えるダメージが２倍になり、不利だと与えるダメージが半分となる。これにより、どんなにレベルが高くても、相性が不利となると厳しく、出番がなくなってしまう。
しかし、マシュは唯一、「どのクラスとも相性がない」という特殊な立ち位置だ。
つまり、「あらゆるクエストで出番がある」ということでもある。

また、マシュは味方を守ることに特化しているため、フレンドのチョーツヨイサーヴァントを守ることで、戦闘を有利に進めてくれる。
実際に俺は、マシュを育てたことで、多くのクエストを、フレンドを守ることで突破してきた。
もっとも、マシュ以外のサーヴァントをいっぱい育てたいとかならば、これは無視してもかまわない。

３．２．金色のサーヴァントを育てろ
FGOでは、サーヴァントにレベル上限がある。レベル上げアイテムをいくら手に入れても、レベル上限を上げないと、一定のレベルより強くなれないのだ。
そして、このレベル上限は、サーヴァントのレアリティによって変わる。
金色のサーヴァント、つまり星４以上のサーヴァントは、最初に必ず１体手に入る。それは、レベル上限が最初から高いので、つまり、忌まわしきレベル上限上昇アイテムが不足していても、レベルが高くなれるということだ。
レベルが高くなれるということは、攻撃力と打たれ強さが強くなれるということだ。
FGOでは、「レベル40の金色のサーヴァント」よりも「レベル70の銀色のサーヴァント」の方が基本的に強い。
しかし、「レベル70の銀色のサーヴァント」は忌まわしきレベル上限上昇アイテムが必要だが、「レベル40の金色のサーヴァント」は忌まわしきレベル上限上昇アイテムが不要なのだ（なお、銀色のサーヴァントは忌まわしきレベル上限上昇アイテムが無い場合、最大レベル30となる）。それだけ、レベル上限が最初から高いというのは、最初は育てやすい。

もしかしたら、お前が手に入れた金色のサーヴァントをみた他のやつが「そいつ弱いよ」などと言ってくるかもしれない。
だが、それは、他のサーヴァントとかレベル上限上昇アイテムを山ほど持っているやつの言葉だ。お前とは置かれている環境が違う。
つまり、無視しろ。

もっとも、金色のサーヴァントに頼らない攻略とかがしたいのであれば、これは無視してもかまわない。

４．やりたくないことはやるな
ここまで読んで、この文章に違和感を持ったり、もっと他にやりたいことがあったりするのであれば、この文章に無理に従う必要はない。
お前は金色のサーヴァントを売っぱらう事もできるし、マシュを全く育てないでストーリーを進めることもできるし、そもそもストーリー攻略をゆっくり進めていくこともできる。

「納得できない命令に従うこと」というのは、人間という生物にとって大きなストレスだ。
つまり、お前が俺の文章を納得できないと感じたら、従う必要はない。そんなことより、やりたいことをやるべきだ。

だから、俺の文章は、「こういうやり方もある」程度にしておけ。他にも、やり方はいっぱいある。だから、俺のやり方に忠実になる必要はない。
実際、俺はむちゃくちゃな方法でFGOを終章まで突破したが、それが「製作者側の想定された遊び方」なのかどうかは、わかからない。
いや、そもそも、「製作者側の想定された遊び方」などというのは、あくまで一つの遊び方にすぎない。

お前は、お前の意志で、お前の遊び方で、遊べ。

５．最後に
繰り返しになるが、お前は、お前の意志で、お前の遊び方で、遊べ。
周りに何かを言われた時、従うのか従わないのか、聞くのか聞かないのか、それを決めるのはお前自身だ。

あと、気が向いたら欲しいものリストからなんかもらえると、嬉しい。