どのフレンドサーヴァントを借りてくるか?

0.はじめに
 1年前、俺は無茶苦茶な方法でFGOの1章をクリアした。そして、同じように、無茶苦茶な方法で、1.5章もほとんどクリアした。
 マシュだけ育てて、あとはひたすらレベル1のサーヴァントとフレンドの力に頼るという方法だ。

 これだけ長い事やっていると、フレンドから借りてくるサーヴァント、つまり高レアリティのサーヴァントについて、いろいろな特徴があることが見えてくる。
 もちろん、一人ひとりに個性はあるのだが、それとは別に、性能の傾向のようなものが見えてくるのだ。
 そうなると、各クエストで勝てなかった時に、どのタイプのサーヴァントが有効なのかを、大まかに知ることができる。
 今回は、性能面でみた、大まかなサーヴァントの区分について、感じていることや考えていることを書く。

1.単体宝具か、全体宝具か、支援宝具か
 これはとてもわかり易い。サーヴァントの宝具が、単体攻撃なのか、全体攻撃なのか、ダメージが発生しない宝具なのかということだ。
 基本的に、敵がチョーツヨイやつ1体だったら単体宝具が有効だし、なんか取り巻きがいるとか、1waveで増援がどんどん来るようなら全体宝具のほうが有効だ。
 支援宝具の場合、それぞれ個別に考えるしか無いが、大まかに、「宝具以外でダメージを与える方法」および「ダメージを与えている間の耐久」を考える必要がある。

2.宝具を打てる回数は1回か、2回か、それ以上か
 サーヴァントによって、NPの貯まりやすさは異なる。また、NP獲得系スキルの有無によっても、これは変わってくる。
 さらに、クエストのターン数にもよる。数ターンの短期決戦なのか、10ターンほどかかる中期戦なのか、数十ターンかかる長期戦なのか、だ。
 ともかく、宝具を打てる回数というのは、借りてくるフレンドによって異なる。
 1回しか宝具を打てないならば、タイミングを調整し、出来る限りの攻撃力アップなどを積んだ方が良い。例えば、攻撃力アップのスキルリチャージが残り2ターンとかなら、NPが溜まっても、あえて宝具を温存するなどだ。
 2回打てるならば、1回目はなるべく早く打つ必要がある。1回目の宝具を打つタイミングが遅いと、2回めの宝具のためのNPが溜められないからだ。そうなると、スキルリチャージが間に合わなくても、打つことになる。
 それ以上の回数打てるなら、基本的にNPがたまりしだい打っていく。宝具を複数回打てるということは、それだけ1回あたりの効果が低いか、あるいは、宝具を連発して短期決戦をしないと返り討ちになってしまうからだ。

3.回避や無敵を持っているか
 回避や無敵を持っているサーヴァントは、それだけで、敵の宝具を1回やり過ごすことができる。敵の宝具を1回やり過ごすことができるということは、それだけこちらが敵を攻撃できるターン数が増えるということだ。
 とくに、チャージ増スキルなどによって宝具を頻繁に打ってくる敵の場合、回避や無敵を持っていないと、短期決戦だとしても、間に合わなくなる。

4.回復や防御力アップを持っているか
 回復や防御力アップを持っているサーヴァントは、最後の1体になった時、敵の通常攻撃を耐えきることができる。その結果、1ターンで死ぬのが、2ターン生き延びるかもしれない。
 生存が1ターン伸びると、敵のHPを数万削ることができる。この差は大きい。
 もっとも、よほどの回復と防御アップでなければ宝具は耐えられないので、宝具を連発してくる敵や、クリティカルをぶち込んでくる的に対しては、あまり相性は良くない。

5.その他いろいろ
 他にも、サーヴァントにはいろいろな差がある。カードごとのヒット数だとか、特攻がどうのこうのとか、対魔力がなんだとか、そういうのがやまほどある。
 だが、なにも、最初からすべてを理解する必要はない。そもそも、システムが大いに複雑なのだ。
 だから、最初は、クラス相性以外なら、とりあえず宝具に関してのみ理解していれば大丈夫だろう。
 慣れてきてから、色々と知識を増やしていけば良いのだ。

6.最後に
 今回は、借りてくるフレンドという視点から書いたが、これは、なにも、高レアリティのサーヴァントに限った話ではない。
 どのサーヴァントにも特徴があり、そして、その特徴を知れば知るほど、「そのサーヴァントが活躍できる条件」を知ることができる。
 あなたの好きなサーヴァントについて知ることは、すなわち、「あなたの好きなサーヴァントが活躍できる場」を知ることになるのだ。
 知識は、武器である。サーヴァントにとっての最大の武器は、マスターの知識にほかならないのだ。

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