FGOのクエストでクリアできなかった時に何を考えてパーティを組み直しているか

この文章は、FGOのクエストでクリアできなかった時に、何を考えてパーティを組み直しているかを文章化したものとなっている。
特定のクエストの攻略法ではなく、攻略法にたどり着くための考え方に近い。
実際の戦闘中にスキルやカードをどう使うかについては、また別の機会に書く予定。

0.得意な戦法でとりあえず挑む
難関で引っかかるということは、言い換えれば「これまでのクエストは突破してきた」ということになる。なので、まずは自分の得意なメンバーで挑む。
そうすると、敗因が分かる。
もうちょっとで勝てそうなときや、1回では敗因が分からないときもあるので、そういうときは何回か挑む。
それでも敗因が分からないときは、構成を色々と変えてやってみる。

1.敗因を知る
クエストをクリアできなかったということは、何かしら詰まった場所があるということになる。
例えば、waveが複数ある場合、途中のwaveで全滅する。
例えば、ブレイクゲージがある敵で、ゲージを1つ削ったところで全滅する。
例えば、複数の強敵が同時に登場するクエストで、どちらか1体しか倒せない。
そういう「明確なチェックポイント」がある場合、そこを突破する方法を考える。
この時、先のことは考えず、まずはチェックポイント突破を目指す。これができれば、次のチェックポイントも同じように突破するのを繰り返し、最後まで行ける。
※特殊ギミックがある場合についても基本的な考え方は同じだが、多少異なる点があるので、詳しくは後述

2.対策を練る
敗因がわかったら、次は対策を練る。
例えば、あと1割まで押し込んでダメージが足りないのであれば、あと1割を削りきればよい。
例えば、あと1発宝具を撃てば削りきれるHPであれば、あと1ターン早く宝具を打てればよい。
例えば、敵の宝具で全滅するのであれば、敵の宝具があと1ターン遅くなれば良い。
例えば、敵の宝具が無敵貫通ならば、敵の宝具をHPで耐えきればよい。
例えば、クリティカルの攻撃力が強すぎるのであれば、強力な攻撃を捌けば良い。
1つの敗因に対して、対策は1つとは限らないが、とりあえず1つ思いついたらやってみる。ダメだったらまた別の対策を考えればよいのだ。

3.突破手段を探る
対策が分かったら、次はその突破手段を探す。
例えば、あと1割を削りきれば勝てるのなら、攻撃力アップや各種カード効果アップを積む。
例えば、あと1ターン早く宝具を打てれば勝てるのなら、NPそのものを増やしたり、NP獲得量を増やす。
例えば、敵の宝具があと1ターン遅ければ耐えられるのなら、チャージ減少やスタン、宝具封印などで時間を稼ぐ。
例えば、敵の宝具をHPで耐えきる必要があるなら、防御力アップや攻撃力ダウンを積む。
例えば、強力な攻撃を捌く必要があるなら、ターゲット集中や各種デバフを積む。
1つの対策について、突破手段は1つとは限らないが、とりあえず1つ思いついたらやってみる。ダメだったらまた別の突破手段を考えればよいのだ。

4.手持ちを見直す
突破手段を決めたなら、次はメンバーと霊装の見直しになる。が、ここで手持ちのカードを全て見直すと、意外と発見があったりする。
特に、始めたばかりで新しいサーヴァントや霊装がどんどん手に入ってくる時期は、有用なサーヴァントや礼装を見逃していることもあるので、見直すことで何か発見があるかもしれない。
また、しばらくして星4以上の礼装が充実してきたとしても、星3以下の礼装を見直すことで、なにか突破口につながるということもある。基本的に、星3以下の礼装より、大抵の星4以上の礼装のほうが、効果が高い。しかし、そんな星4以上の礼装を持っているとは限らない。となれば、星3以下の礼装を確認することに十分な意味はある。

5.再挑戦
手持ちを見直すなどして突破手段が見つかると、あとはそれを実践で試すことになる。
実際に使ってみると見落としがあったり、逆に、思いもしなかったことに気づくこともある。
それで勝てればそれで良し。負ければまた最初から考え直すという感じになる。

6.特殊ギミックがある場合
HP減少や敵のチャージゲージ高速化、あるいは特定タイミングでのスキル使用など、場合によっては特殊ギミックが用意されたクエストがある。そういうときには、ギミックに抗うか、ギミックを受け入れるか、ギミックを利用するかを選ぶことになる。

6.1.ギミックに抗う
ギミックに対して、それをどうにか止めたりするパターン。
例えば、毎ターンHP減少に対して、HP回復で耐える。
例えば、敵の無慈悲な攻撃バフに対して、強化解除で打ち消す。
例えば、強化解除スキルに対して、スキル封印で抑える。
ギミックを相殺したり止めたりすることで持久戦になることが多い。

6.2.ギミックを受け入れる
ギミックに対して、もはやそういうものだと割り切って流れで捌くパターン。
例えば、強力な単体攻撃に対して、ターゲット集中で散っていくサーヴァントを組み込む。
例えば、高速チャージの宝具連打に対して、無敵や回避、宝具封印などで凌ぐ。
例えば、一定ターンで大ダメージを与えてくる敵に対して、攻撃特化の短期決戦で倒す。
ギミックを凌ぎながら短期決戦になることが多い。

6.3.ギミックを利用する。
これができるパターンは少ないので、具体例を上げる。
例えば、CCCコラボのメルトリリス戦では、「毎ターン3枚目に選んだコマンドカードのサーヴァントに、次のターンにターゲット集中が付与される」というギミックがあった。
つまり、攻撃されるターゲットを操作できるということである。
これによって、HPが低いレベル1のサーヴァントで、確実に敵の宝具を1回やり過ごすことができた。
↓の動画の4分あたりからが、実際に戦った動画だ(改めて見直すといくつかプレイミスが見受けられる)。
http://twitcasting.tv/suzumeninja/movie/371144284

7.それでもダメなら手持ちの幅を広げる
どうやったって現状の手持ちで突破できないということは、ある。
そういうときには、礼装やサーヴァントを求めて召喚したり、種火とかを集めてサーヴァントを育てたり、フレンドにおねだりして攻略できそうなサーヴァントをサポート枠に出してもらうなどする。
他の人がクリアできて自分がクリアできないクエストというのは、手持ちの差も大きい。
手持ちがなければ、たとえどんな突破方法を思いついても実現できない。

8.次回予定
次回は、実際の戦闘中にスキルやカードをどう使うかとか書ければなあと思っていますが、コメント欄とかお題箱( https://odaibako.net/u/suzumeninja )に何かリクエストが有ればよろしくお願いします。なんか書くかもしれません。

※FGO関連のテキストは↓のマガジンにまとまっています。
https://note.mu/suzumeninja/m/m4791da4d3ab6

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