12月23日~粛清騎士団の悪夢と6章最終決戦~

※この記事は、2016年12月の出来事を振り返る連載記事です。毎日1日分ずつ投稿されます。

この日の寝起きはひどかった。

4時間ほどしか寝ておらず明らかに寝不足だったが、寝直しても同じ夢を見たので、腹をくくって起きてFGOに挑んだ。

なんやかんやで道中のクエストをスルスルとクリアし、いよいよランスロットにたどり着き、所見で残りHP9000くらいまで削れた。
この時、クリティカルがあと1回出ていたら勝てたと思うくらいには運を望んでいた。

5章までは運頼みをすることが少なかったのだが、6章から急激に運頼みの試行回数が増え、この段階に至っては最後の一撃30%発生のクリティカルを祈るくらいには運頼みになっていた。

その後、ランスロットはジャンヌ・ダルク[オルタ]を借りて倒した。ここのランスロットの特性は『クラス相性を変更する(防御相性をルーラーと同じにする)&弱体を受けなくなる』なので、アヴェンジャーで殴り勝てる。

その後はマシュの絆レベルが4になるところまですんなりと進んだが、予想外の敵にぶつかった。

相変わらず、マシュ以外レベル1フレサバ頼りだと、混成部隊に弱い。
防衛装置とグレートドラゴンの混成部隊とは、6章14節の4だ。
敵の構成は以下の通り。

第1wave、HP23000くらいの自動防衛装置・二式(アーチャー)が1体。
第2wave、HP47000くらいの自動防衛装置・二式(アーチャー)が3体。
第3wave、HP242000くらいのグレートドラゴン(ライダー)が1体。

このクエストには、混成部隊だということ以外にも厄介な点が大きく2つある。
1つは、第2waveまでの敵がチャージの早いアーチャーだということだ。グレートドラゴンに有利なアサシンで挑むと、第3waveにたどり着くまでにアーチャーのチャージ攻撃を食らってしまう。
もう1つは、最後のグレートドラゴンが全体攻撃だということだ。第2waveまでの敵に有利なランサーで挑むと、グレートドラゴンの全体攻撃ですぐにやられてしまう。

どうやって倒したかクリアしたのかは残念ながらツイートに残っていないが、今の知識で考えるなら、回避などの耐久スキルを持ったアサシンで第3waveまでたどり着き、グレートドラゴンに宝具を叩き込むという構成にするだろう。

第3waveに別クラスの強敵が存在する混成部隊には、大きく分けて2通りの攻略法がある。「第3waveに有利なサーヴァントを借りて、第2waveまでを持久戦する」か「第2waveまでに有利なサーヴァントを借りて速攻して、第3waveを持久戦する」だ。

後者の場合、第2waveまでを速攻する利点は、第3waveでレベル1のサーヴァントのターゲット集中を有効に利用できるという点だ。だが、今回のクエストのように、第3waveが全体攻撃の場合、レベル1サーヴァントのターゲット集中を活かすことができない。故に、前者の戦略を選ぶことになる。

その後、マシュの第1スキルが強化されるところまでたどり着き、いよいよオジマンディアス3連戦にたどり着いた。

この日は、物理友人たちと遊ぶ予定があり、夜までFGOは進めなかった。
そして夜になり、物理友人のアドバイスを受けながらFGOを再開したのだ。

オジマンディアス3連戦に挑む俺に倒して、ツイッターでは応援の声が多く寄せられた。
「オジマーーン!頼むぞオジマーーン!!!!!」
「頼むオジマン!やつを止めてくれ!もうお前だけが頼りなんだ!」
「オジマン!お前だけが頼りだ!」

みんな、オジマンディアスを応援していた。

しかし、これもまた、裏を返せば俺への声援なのだ。
俺がここまで進み、オジマンディアスですら倒すかもしれないと思われているからこそ、オジマンディアスを応援する声が出てくるのだと。
……少なくとも俺はそう信じてオジマンディアスに挑んだ。

オジマンディアス3連戦の初挑戦は、物理友人のアドバイスも受けてかなり善戦した。第3waveまでたどり着けたのだ。
なお、オジマンディアス3連戦の構成は以下の通り。

第1wave、HP50000くらいのスフィンクス(キャスター)1体と、HP90000くらいのオジマンディアス(ライダー)。
第2wave、HP56000くらいのスフィンクス(キャスター)1体と、HP100000くらいのオジマンディアス(ライダー)。
第3wave、HP136000くらいのニトクリス(キャスター)1体と、HP300000くらいのオジマンディアス(ライダー)。

敵の構成はキャスターとライダーのみ。つまり、ライダーで挑めば一方的にキャスターに有利を取れて、ライダーには等倍で殴り会える。
今ならばアルターエゴ(キャスターとライダーとアサシンに攻撃有利1.5倍、セイバーとランサーとアーチャーに攻撃不利0.5倍)を借りてくるという選択肢があるが、当時はアルターエゴが存在しなかったため、ライダーを借りてくることになった。
では、数あるライダーの中で、なぜオジマンディアスを借りてきたかというと、大きな理由は「単体宝具であること」だ。

当時、ライダーのフレンドのサーヴァントは、オジマンディアスとイスカンダルとドレイクが多くを占めていた。この中で、単体宝具なのはオジマンディアスだけだ。
また、オジマンディアスのスキルは、NP獲得、HP回復、攻撃力防御力アップと安定感があり、今回のクエストのような中期戦にぴったりだった。

中期戦にぴったりとはどういうことか?
例えば、短期戦にぴったりなサーヴァントは、宝具を連打できるサーヴァントとか、スターを出してクリティカルで押し切るサーヴァントとかが有効だ。
例えば、長期戦にぴったりなサーヴァントは、無敵や回避やチャージ減少で敵の宝具をやり過ごしつつ、HP回復も兼ね備えたサーヴァントが有効だ。
では、中期戦にぴったりとはどうなるかというと、短期戦と長期戦の間を取るサーヴァントになる。
すなわち、「宝具を複数回使用でき、耐久の手段があるサーヴァント」ということになる。オジマンディアスは、この条件に完全に一致した。

流石に初戦で勝つことはできなかったが、勝機は見えた。あとは、フレンドのオジマンディアスをどれだけ活かして戦うかという段階になった。
そして、その瘴気は、思いのほか早く訪れた。

ツイートにもある通り、敵のオジマンディアスの宝具がこちらのオジマンディアスに当たらないことを祈りながら倒した。
というのも、第2waveまではともかく、第3waveのオジマンディアスはHPが高く、倒す前に宝具を打たれてしまう。この宝具がフレンドのオジマンディアス以外に当たることを祈るという行為が必要だった。
しかし、第3waveの宝具がフレンドのオジマンディアス以外に当たることを祈るということはすなわち、第3waveで敵のオジマンディアスが宝具を撃つまでにフレンド以外のサーヴァントを場に残す必要があるということだ。

実際、第2waveまで「とにかくライダーの敵を先に倒して宝具を打たれないようにする」ということを意識して行動し、第3waveのオジマンディアス宝具が来るまでにマシュを生存させた。
ただし、マシュのターゲット集中スキルと無敵付与スキルは第2waveまでに消費していたため、第3waveのオジマンディアス宝具は運頼みだった。

この運頼みが1回で成功したのは、本当に運が良かった。オジマンディアス3連戦には18ターンを費やした。かなりの長期戦だった。オジマンディアス3連戦に1時間費やしているが、2貝でクリアしているということは、1戦30分かかったということである。
1戦そのもののターン数が長かったということもあつるが、1ターン毎にじっくり考えていたことも、長時間化の原因だろう。

その後、ハサン3人組をフレンドの三蔵でナントカ倒し、キャメロット正門前の騎士団をフレンドのルーラーマルタで13ターンかけてナントカ倒し、バーサーカーの騎士団をバーサーカーのクー・フーリンオルタでナントカ倒し、次々と敵を倒していった。

そして、いよいよ女神ロンゴミニアドとの戦いのときが訪れた。
ロンゴミニアド1戦目はフレンドのランスロットを借りることで、3回目の挑戦でナントカ倒すことができた。これで2回目のロンゴミニアドもナントカ行けるだろうと思ったが、甘かった。

1時間半で6回全滅。しかも、この日は物理友人の家に泊まり込みでアドバイスを受けながら挑んでいたのだ。
自分だけならともかく、ベテランのアドバイスをリアルタイムで受けながらの挑戦でも勝てないとなると、もはやここまでではないだろうかと。
この日はそのまま、物理友人の家で眠った。

この日に学んだこと
○全体的なこと
・6章の難易度の高さは5章とは格が違う
○戦闘システム的なこと
・魔神柱はライダーとキャスターとアサシンで一方的に有利が取れる(この日までは知らなかったのでアヴェンジャーで押し切っていた)

【12月24日~悪夢再び、決着ロンゴミニアド~に続く】

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