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LINEスタンプを2回リジェクトされた話

10日ほど前、LINEスタンプを審査に出したという記事を書きました。

早くも1回目のリジェクト

記事を書いたその日の夜、リジェクトの通知が届きました。速! 審査を申請した翌日、しかも土曜日に来るとは思いませんでしたね。

リジェクトの理由は、わかるようなわからないような感じでぼかしてありました。

お客さまに申請いただいたスタンプは、世界の異なる文化・習慣の観点より販売国を限定させていただきます。お手数ではございますが、販売エリアにて「選択したエリアで販売する」を選択し以下の国家のチェックをはずしたうえで、再度リクエストをお願いいたします。

対象外にせよとされたのは、こちらの5エリア。

・韓国
・中国
・香港
・マカオ
・インドネシア

ほう、中韓…。そして華僑の力が強いインドネシア 。リジェクトのスピードから考えても、絵のどれかが明確に基準に引っかかったのだろうと思います。となると、おそらくこのスタンプがダメだったのではないか…とエスパーしました。

画像1


申請した後、もしかするとこの絵はNGかもなぁ…とは思っていたので、想定内と言えば想定内。

自国の国旗デザインを使うことを拒絶されるのは悲しいですが、「販売可能なすべてのエリア」での販売を希望していたため、今回の5エリア以外の人の使いやすさも考えて、修正して再申請することにしました。

画像2


ハチマキがあったほうが絵としてはバランスよかったんですけどね。ハチマキも、遡ると天照大神とかに繋がるらしいので、宗教的理由でリジェクトされかねないと思って削除しました。


そしておまけですが、リジェクトについて軽く調べていたら、こんな事例も! 赤十字マークなど、特定の団体を表すマークで審査に引っかかっちゃうことも、リジェクトあるあるだというではないですか。

画像4


使っちゃってたよ…。今回のリジェクト理由には関係なさそうですが、販売後に改めて却下されることもあるというので、慌てて修正。

画像3


可愛いけど、分かりやすさはやや劣りますね。
他にも画像にアラがあったイラストをちゃっかり修正して、再審査をお願いしました。

再申請するも、残る疑念

これでOKかな…と思いつつ再審査に出したものの、内心、1つの疑念を抱いていました。もし日の丸扇子がNGの理由だったとして、それを修正したからといって、ハイいいですよとLINE側が言うだろうか?と。

それでOKを出せば、日の丸国旗のモチーフは中韓インドネシアではNG、と言っているも同然。事と次第によってはSNSで騒ぎになりかねないセンシティブな問題でもあります。私がLINEの人間だったら、理由もぼかしてあることだし、OKは出さないと思う。

2回目のリジェクト

そして再審査の申請から1週間ほどたった日、やはりリジェクトの通知があり、前回と同じ理由が添えられていました。こうなるともうやりようがないので、あきらめて該当エリアを販売対象から外すことに…。

私の推測は今のところ確かめようがないのですが、該当エリア出身の人と知り合う機会でもあったら、意見を聞いてみたいと思っています。床山、これ見落としてるぜ!という理由に気づかれた方、ぜひぜひ、ご指摘くださったら嬉しいです。


そうこうして該当5エリアを販売対象から外して再々審査を申請したところ、翌日の令和元年10月14日、なんとかスタンプ販売を開始することができました!

LINEスタンプのリジェクトについて書かれた記事は多くありますが、こんな事例もあるということで、読んでいただけたら幸いです。


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