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ダイ・ハード・ハル

特に予定のない日は家事を終えたら窓際で日向ぼっこをしつつ、読書したりゲームをしたりして過ごしています。優雅にして幸福なひと時…

私 「……どうしたの、オンちゃん…」

 読書したい私 VS 視界に入りたいオンちゃんの戦いが始まりました。

オンちゃん 「この ほん がじゃま…」

(ぎゅうぎゅう)(慌てて本を退避させる私)

オンちゃん 「のれた」

私「のれてないよ…」

オンちゃん 「のれたので なでて」

私 「腹肉が…くいこんでる…」

痛そうなので寝室の猫用ベッドに置いているクッションを持ってきました。

オンちゃん「いいかんじ」

オンちゃん「ふふ あたたか~い」

暖かいし、かまわれるし、ご機嫌なオンちゃん。しかし、その様子に納得できない猫がいたのです…!

ハルちゃん「…これ…ハルのじゃない…?」

そう、このクッションはハルちゃんの方がよく乗っていたので、ハルちゃんは自分のものだと思っていたのです。しきりに匂いを嗅いでいます。(「ご、ごめんね、ちょっと貸してね」と慌てた私の指が写っている)

納得できないハルちゃんは、しきりに匂いを嗅いでは「これ…ハルの…」とウロウロしています。そして、キリっとしたと思った瞬間、

跳んだのです。

オンちゃんがいたことに驚くハルちゃんと
何かが急に跳びあがってきて驚くオンちゃんと
まさか跳ぶと思わなかったので驚く私。

(更に私が慌てすぎて、写真どころではなかったので絵でお送りしています)

オンちゃんの上に落ちようものなら、オンパンチが繰り出されること間違いなし…!どうするハルちゃん…!

なんと、しがみついたー!重いオンちゃんが重しになっているので、クッションがずり落ちることもなく、なすすべなくぶら下がっています!どうするハルちゃん!その表情はアクション映画のラストで追い詰められた主人公の如し!

でもハルちゃん!
落ち着いてほしい!

本人(猫)は必死だったのに、つい笑ってしまいました…ごめんよ…

結局、ぽてっと落ちて近くでふて寝 日向ぼっこをするハルちゃん。

オンちゃんが飽きてごはんを食べに行ったので、そっと乗せてみました。

ハルちゃん「…やっぱりこれ…ハルのじゃない?」

そうだね…

一瞬、てんやわんやになりました。私の優雅な午後はどこに…

愛猫と日常を記したり、本をオススメしたりしています。