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オールマイティなライターから、得意分野をつくる。カーライフアドバイザーのお仕事


カーライフアドバイザーのすずきです。いきなり、カーライフアドバイザーなんて、何?って感じですよね(笑) これは過去の積み重ねからわたしが名付けたものでこんな肩書はありません。

■この記事を読むとわかること→カーライフアドバイザーのお仕事内容について、得意分野の作り方がちょっぴりわかる、息長く、こつこつお仕事をやる秘訣がちょこっとわかる。

■発信者はこんな人→こつこつ20年以上、ライター → 編集ライター → 企画編集執筆業をやってきたひと
カーライフアドバイザーは、わたしがやりたいことを実現するための肩書き。志とか、目標とか、そんな想いも注がれています。

それは本気でクルマというツールは人生を味わい尽くすためのツールのひとつです!というコトをお伝えしたい・・・という思いです。

独立してすぐに名乗った肩書ではなく、カーライフアドバイザーは、本業とともに、得意分野を育み、継続していく中で、生まれ、強みになり肩書となりました。

今回、記事を書こうと思った理由は2つ。


1、カーライフ系の編集ライターという仕事があることを知ってもらいたい

2、得意分野がなく、オールマイティに書くお仕事をしているライターの方に得意分野を見つける方法となればうれしい

最短●カ月で稼げますとか、儲かります!という話ではございません。コツコツ、長く、ゆるりとマイペースに。自分がやりたいことを実現するための方法です。


生業はコンテンツつくり


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生業は実際何をやっているかといと、雑誌や書籍、webマガジンの制作。さまざまな企業様の販促ツールや広告の制作、ワークショップ、イベントなどを手がけています。

また女性のクルマ生活を応援するサイト、ビーカーでは編集長をやっています。このビーカーは「ひとつくらい女性のためのクルマ生活についてつづるサイトがあってもいいのでは?」という思いと、

もっともっとクルマ生活を安全に自分の人生を味わい尽くすツールとして、楽しんでもらいたい!という思いで運営しています。サイト運営は思いのみです(笑)


カーライフアドバイザーと名乗るときは、

ラジオ出演


たとえば「ゴールデンウィークの渋滞中、どうやって車内で過ごしたらいいですか?」とか、「クルマの運転が何年経っても上達しません、どうしたらいいですか?」「愛犬のドライブデビューの仕方を教えてください」「車内の日焼け対策を教えてください」「車内に置いておいたほうがいい防災グッズは何ですか?」などなど、

クルマ生活に関する質問がきた際に、カーライフアドバイザーとしてアドバイスをしています。アドバイスする場所は、雑誌やwebだったり、イベントやラジオだったり。回答する手段は、話すこともあれば、コラムを執筆して発信するなどさまざまです。

ちょっとした相談や会話から新しい仕事が生まれる。営業ではない営業


資格があるわけでもない、カーライフアドバイザーというお仕事。でも20年を過ぎると、専門家としていろいろなことに携わることができます。

逆にいえば、いろんなことをやってきた結果、カーライフアドバイザーという形でお仕事をするようになったのかもしれません。

たとえば、

とあるカー用品では女性向けにパッケージをつくりたいというリクエストに応え、とあるカー用品店では、女性コーナーを作りたいので女性が足をとめるようなディスプレイをしてもらえないかという依頼。

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※写真はハンドルカバーの女性向けの商品パッケージ。イベント展示用に使用しました。

またとあるカーディーラーでは女性が楽しめるコーナーをつくってほしいという依頼があり、クルマに乗せて出かけたくなるようなドライブグッズを取り寄せて、新車のクルマの車内をスタイリング。クルマの近くにグッズを展示しました。またそのグッズは購入できるように商品を手配しました。

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とある企業がイベントブースを出す際に、何か新しいコンセプト商品を出したいとのことで、カーライフアドバイザーとして防災リュック型カバンをプロデュースしたことがあります。

そのほか、女性に向けてカー用品のパッケージやポスター、ブランドロゴ制作と提案、カー用品のプロデュース、女性が楽しめるクルマ生活系フリーペーパーの制作、わんちゃんとクルマのオーナーに向けてのイベント、ワークショップのプロデュースなどなど。


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※女性のくるまのある暮らしを応援するフリーペーパーの制作


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※女性のための防災カバンつくり・イベント用コンセプトづくり


すべての仕事が最初から明確に依頼内容が決まっていたわけではございません。

どこかのイベント会場で出会って、名刺交換し、その場でお話した会話から生まれたことも多々あります。私自身が「へー、こんな仕事の提案もできるんだなぁ」なんて思った仕事も(笑)

何かのきっかけで相談されたこと、会話からヒントを持ち帰って、具体的な企画書をつくり、改めてプレゼン。こうやって自分自身もこれまで気が付かなったお仕事が増えていきます。


得意分野の作り方、育み方

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最初はフリーランスライターからスタート。クルマ系の出版社だったことから、【クルマ】をキーワードにフリーランスライターを開始。

スタートした初年度に決めたことは、2つ。①好きな分野はとことん深堀、追及 ②新しい分野を広げること

クルマのある暮らしは好きなコト。好きな分野はそのまま、得意分野に育てようと決めました。もうひとつは、クルマメディア以外の仕事を獲得していくこと。

クルマ系に関してはモータースポーツから、新車、中古車、カー用品、メンテナンス、自動車保険、交通ルールなどなど、どのジャンルもクルマ関連にまつわることは広く、深堀(笑) 

クルマのある暮らしをあらゆる角度から伝えていく力をつけるには、クルマ関連メディアやメーカーだけではダメだと思いました。違う分野を学ぶことで、還元できると思ったからです。

(単純にフリーランス編集ライターとなっていろんな出版社を見てみたい、いろんなジャンルの雑誌つくりや執筆をしてみたいという気持ちもありました(笑))

とにもかくにも、1つは好きなことを得意にすること、2つ目は新しい分野へのトライと学び。この2本立て。

得意分野の作り方は、自分が好きなことを育むこと。これに尽きます。どんなささやかなことでもよく、コーヒーが好きならコーヒーにまつわるコト、モノについて、ハンドメイドアクセサリーつくりが好きなら道具やレシピなど知識を深めていく。

フリーランスライターで、何か特色をつけたいときに役立つと思います。


新しい仕事を獲得するなら、編集視点を持つことも助けになる


執筆するだけでなく、いちから作ったフリーペーパーや店舗プロデュース、商品プロデュースなど、広げられたコツは、改めて振り返ると、編集者視点が役に立ったと思います。

好きなものをきわめて、自分の視点で発信していくことは、フリーランスライターのひとつの強みになると思いますが、企画につなげたり、クライアントの要望を形にしていくためには、ディレックションしていく能力は必要だと思います。

たとえばわたしの場合は、

“クルマ”というツールをどう料理するのか?

と、あらゆる角度から考えました。その調理法や、レシピを考えていく過程が企画になります。あとはそれを形にする方法を考えるだけ。

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形にする場所は、雑誌やwebマガジンだけでなく、メルマガや店頭のポップ、空間、音声、リアルなイベントなどなど、すべて媒体なんですよね。


くるまのある暮らしは、生活系のあらゆるジャンルとリンクしていく


この考え方は、クルマに限らず、他の分野でも応用できます。わたしの場合は、クルマ生活以外だと、健康系や犬関連は好きから得意分野になっていきました。

健康系の執筆、犬系の媒体を手掛けるだけでなく、クルマ生活にも還元。

まず健康系ですが、媒体での企画執筆から、ゆるトレ講師としてもプログラムをつくったり、スタジオレッスンもインストラクターとして仕事をしました。

そしてその先にクルマの小休止中にやるとよい、ストレッチを提案。

カーライフアドバイザーの視点と、インストラクターとしての実績が加わることで、ドライブに本当に良い、ストレッチの提案をすることができました。実際、小休止にストレッチをすることで、クルマの運転を再開したときに体と心の緊張がほぐれて、集中力を取り戻せてセーフティドライブにつながるんですよね。

犬系も同様。犬関連の専門知識を学んだことで、はじめての愛犬ドライブデビューのコツや、愛犬とドライブを楽しむ方法など、より深く、コンテンツに落とし込むことができたと思います。

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新しい分野が広がっても、すべては、くるまのある暮らしの楽しみ方、付き合い方レシピにつながるんですよね。

というわけで、

好きな道を(しつこく)継続していれば、得意分野になり、いつしか専門家になるというお話でした。

また、今現在、車のある暮らしを楽しんでいる方で、書くことが好きな方がいましたら、ぜひ、くるまのある暮らしの楽しみ方レシピを考案できる、カーライフ編集ライターになってもらいたいなと思っています。

カーライフ編集ライターとは?については、また別のコラムで執筆する予定です。


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