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届いたリンゴに問題があったなら。

この時期、ギフト会社経由で北海道のリンゴを全国に発送しています。

1シーズンに数回クレームが入ります。いくつかのパターンをご紹介します。ひどい場合は注文先に連絡ください。

【芯カビ⇒腐れ】
リンゴを切ったときに真ん中の芯のタネ周りがカビている症状です。花が受粉し実になる過程でカビが侵入して起ります。

基本タネ周りを取り除けば食べられます。見た目にわかりづらくどうしても混じってしまいます。

芯カビになりやすい品種もあるようで、過去にはおいしいけれどそのせいで栽培されなくなった品種もあるとか。

芯カビになったりんごを常温等で放置しておくとまれに芯から腐ってくる実もあります。りんごに最適な保存温度は0~5℃です。冷蔵室がベスト。部屋に置いておくときはできるだけ涼しいところにお願いします。


【打ち身】

内側


りんごを切って、一部が茶色く変色しているのは「打ち身」です。どこかにぶつけたり、落としたりんごは特に赤いりんごの場合、見た目には見分けがつきづらいですが、実は衝撃で傷んでいることがあります。

箱詰め時は農家さんがプロとしてしっかり選別しているのでまず混じりません。なので、宅配等で届いたときに打ち身になっている場合は、だいたい配送中の何らかのトラブルで打ち身になっていることが多いです。

配送中に落とした場合、本来はお届け時にお客さんに中身を確認いただいてからお渡しするのが筋ですが、外箱が傷んでいない場合、そのまま運ばれてしまう場合があります。

気になる方は、届いた時点で(配送員さんに)「前に打ち身があったことがあるので中身いっしょに確認してもらってもいいですか?」と立ち会ってもらうといいかと。もし打ち身があれば「これ配送中の傷みじゃないですか?」と事故対応をお願いすることができます。


【表面のキズ・すれ】

ぐんま_スジ

百貨店等での高級ギフトは別ですが、家庭用や身近な人に贈る手ごろな値段のりんごギフトの場合、軽度のキズやすれがあるりんごは入ります。皮をむけば中身は問題ないのでぜひ食べてください。味には自信があります。


【番外:黄色いリンゴ】
出荷シーズン中、その時々で一番状態のいい品種を出荷するわけですが、黄色いリンゴを出荷する場合もあります。

リンゴと言えば「フジ」との印象が世間的には強いのか、「黄色いリンゴが入って来た!」とクレームと言いますか、苦情が来たことがあります。

黄色いリンゴもおいしい品種がいろいろあります、出会いを楽しむ意味で味わっていただけるとうれしいです。


楽しみに待っていたら、変なりんごがあった!、なんてことになったらとても腹立たしく悲しいことかと思いますが、何分自然の中で育つものある程度ご理解いただけるとうれしいです。

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