180902_髪工房マルシェチラシ

お客さんの一言で、店の品ぞろえは結構変わるのです。

去秋晴れの日曜日。函館の隣、七飯町の美容院、髪工房さんのマルシェに出店。数名のお客さんに、「今日は京とうふないんだ~!?」と、とても残念そうに言われました。

春の出店時に販売したので期待していたようなのです。前回は店の売れ残りがあったので保冷剤を敷いて販売。要冷蔵のとうふ、あまり持ってくるもんじゃないよな~と考えていましたが、次回は必ず準備しようと思いました。

お店に期待した商品が置いていないとき、皆さんはどうされるでしょうか。あきらめて他の店を探す、という方が多いかもしれません。そこで、ひと言言ってみると店の反応が違ってくるかもしれません。

すず辰の加工品の一番人気のねぎドレッシング。賞味期限が3ヶ月と短いこの商品。開店当初販売したものの、賞味期限間際で仕入れた半分をたたき売りすることに。復活を望む声も一部であったものの、「賞味期限が短いし」と一度販売をあきらめました。

ところが、4人組のお客さんに、「ちゃんと4人分買うから仕入れてよー」と言われ、、再販売へ。今では、ねぎドレッシング目的で来店する方もいる店の看板商品です。


春のすず辰の定番、高知の小夏も、最初は常連さんの一言でした。「おいしいかんきつがあるのよね~。いつも取り寄せしてるんだけど、すず辰さんで置かない?」と。小夏という名も当時は知らなかった店主。物は試しと取り寄せたら、その何とも上品な味わいにほれ込みましてせっせと試食出ししましたら、今ではなかった頃が考えられないような品に。


お客さんの声は店にとって貴重です。ぜひいろいろお聞かせください。ただし、すべてお応えできるかわかりませんので、あしからず。

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