僕が旅に出る理由は #1

2010年の旅の記録。
まずは旅の起点として福岡へ。自発的に飛行機に乗ったのは初めて。

あまりなれない飛行機のチェックイン。
あまりなれない身体検査。
あまりなれない飛行機。

高度があがる
東京を見下ろす
雲をまとった富士
雲の海原。

なんのことはない関東甲信越の外はとても近かった。
ずっと自分がいるエリアの外はとても遠いとおもいこんでいたのだけれども、自分の体で、自分の目で体験すると言うことの重要性を再確認する。

知らない街の知らない地下鉄
はやかけん　知らないICカード　

福岡の空港と中心街の近さは衝撃的

わずか６分。空港から博多まで地下鉄空港線で。
駅のサイン類もモダンで、電車も綺麗。

知人の親戚がやっている梅ヶ枝餅屋さんの餅と博多と天神の間あたりで。

この旅を通して、好きな街はどこ？と聞かれたら岡山か福岡と答えている。
福岡は博多から天神まで比較的新しく綺麗な商業圏が繋がっていて、コンパクトシティとは言われているけれど、東京の方がスポット商業圏のような気がしている。天神は魅力的な個人店がひしめいていて、かと思えば海側に拓けているランドスケープも心地よくて、歩いていて気持ちのいい街だなと思う。

なにより美味しいコーヒー屋がたくさんある。

とんこつラーメンをすすれ

福岡には、後輩が住んでいる。後輩の案内でラーメンをすする。

この後輩がなかなかファンキーなやつでちょっとあれな事務所で働いている時に　副代表「バーカバーカ　やめちまえー」後輩「黙ってください」の言い合いをしながら私と代表のいる部屋にやって来て、そのままドラマティックに会社をやめたことがある。ファンキーなのは副代の方か。。
今じゃ大手の代理店で働くやり手になって、今度ロンドンとかパリとかに行くとか言っていたっけ。

実際には何件もまわったのだけど、お気に入りを2軒だけ

博多 獅士　＠警固（薬院大通）

シックな外観に、バーのようなスタイル、小高い洒落た有田焼の器。
肝心の味はというと、とてもさらりとしていて綺麗な味わいだったと記憶している。福岡ではめつらしい縮れ麺だった。２回食べに行った。
思い出のこのお店はすでに閉店してしまったようでとても悲しい。

博多ラーメン 膳  ＠天神メディアモール店 

280円ラーメン。替え玉をしても100円。これだけ聴くと美味しくないイメージをもたれてしまうのだけれど「福岡に行く」という人があらば「膳」に行くといいよと毎回レコメンドしているお店である。
私自身も福岡に行った際には必ず立ち寄るお店。
さらっとして、甘みがあり、とても食べやすい味、他のラーメンに食べ疲れたらオススメしたい優しさです。天神駅至近なので、アクセスもいい。

ところで一人暮らしをしていると「ちゃんとしたもん食べてないんでしょ？」
と言われるのが嫌で、25までラーメンを自発的に食べることをしなかった。
その反動かラーメンが食べたくて仕方のない体へと変質してしまった。罪な食べ物である。

#3 　は佐賀