3周年ですよーという通知が来た。

2021年の4月にnoteを始めたことは、もうすっかり記憶の彼方。
そのころ自分はどうしていたかなと思い返すと、前職での異動から一年経ったころ。
まず一年は頑張ろう、と思ってやってきたけど、どうも自分の生活にしっくりこない。
かと言って仕事をやり切っているかと言えばそうでもなく、まだふわふわした気持ちのままだった。
一年後には結婚するけれど、それまで、そしてその先、自分がどう言う生活を送っていきたいのか。モヤモヤした霧がずっと頭の中にあって、このままでは嫌だという気持ちがあるのはわかっていたけれど、それを真正面から認めることもできなかった。もちろん気持ちを言葉にすることもできていなかった。

モヤモヤを晴らしたくて、言葉にしたくて、noteをはじめてみたけれど、今ほど「書く」ことへの熱がなくて、それほどたくさん書けなかったし、書いてもしっくり来ていなかったと思う。

たくさん書くようになったのは、転職を本気で考え始めた2022年の夏頃。そのあとは結構長いこと、週一かそれ以上のペースを保てている。

自分の気持ちや考えを、文字に書き起こしてみることで気持ち自体が落ち着いたり、次の考えが生まれてきたり、
意外と効能があったなあと思う。
いちいち言葉に起こすことで、誰かに話しやすくもなったし、いい意味で自分の芯が固まったような気がする。

続けてみるもんだなあ。

異動の内示が3月だったから、それから3月を迎えるたびに、「ああ、あれから○年かー」とセンチメンタルになっていたけど、4年目の今年は、3月になってもその時のことを思い出さなかったことに、さっき気づいた。
自分にとっては大きな出来事だったけど、乗り越えられたようだ。
noteを始めたきっかけでもあるし、自分の身になってよかった。