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未来を決めて現実を変えていく(後編)

大袈裟なタイトルの続き……..

2020年は、それまで花粉が飛び始める前から服用せよと医師から言われたとおり律儀に(無知に) 長期間服用していたアレルギー錠剤キッパリ止めた。

この年はおかしな年1年目だったため、勤務時間も激減し、家で過ごす時間が激増した。まだいろいろ調べ始めたばかりの頃で、よさそうなことを実際に行動に移していく前ではあったが、アレルギーを改善させるために薬は不要(どころか逆効果)という確信だけは自分のなかにあったので、ここは難なく薬とおさらばできた。

そして、通年なら喉がイガイガしだして咳き込み始める時期になったのだけど、圧倒的に咳の回数が少ない。そして、たまに咳で目覚めることもあるが眠れる。

あれっ? 今年って花粉が少ないの?? みんな外出控えてるし、飛行機飛んでないし、空気がいつもより綺麗だから??  と疑問は残った。

が、調子にのって白樺の多い森へ短時間散歩に出てみる。20分程だったけれど、やっぱりたまに咳が出るという程度で済む。若干困惑するも、これで少し勢いがついた。

食事内容と食事回数、食事時間帯などの見直し、日光を浴びながらの軽い運動の継続、あらゆる洗剤類、石鹸、シャンプー、リンス、日焼け止めなど、極力使わないようにするか自然の成分でできているもの、もしくは手作り品で代用するというようなことを段階的に取り入れて習慣化していった。

気をつけていたのは、よいと言われているものを試してみる前に、体に不要なものをなるべく取り入れないこと。
口からだけでなく、鼻や皮膚から吸収されるものについても意識するようにしていた。

不要なものが溜まってしまっていると、そこに新しいものが入ってくるスペースはない。

体でも同じことなんだろうなと思う。不要なものが溜まったままでは、いくら体によいものを摂取したところで効果はそれほど期待できない。

体内の氣、エネルギーも不要なものを外へ出し、新しいものを取り込み循環させていくことが大事だなと。それができておらず滞ったところに不調や病気が現れて、その人に改めるべきことがあるよと教えてくれているのだと思う。

私の場合は、さまざまなことに気づかされ、新しい学びや出会いもあった。
生活のあり方を変えられただけでなく、世の中がなかなかおかしいことを知るきっかけにもなったし、考え方、生き方そのものを変えることにも繋がった。

こんな感じで、なかなか順調に花粉症が軽減されてきた。かといって翌年戻っちゃったということがないよう気を抜かず同じ習慣をキープする。

そして、次なる目標は動物アレルギーの克服。
これまでアレルギー症状が顕著に出てしんどかったため、なかなか近寄れなかった乗馬クラブへいざ出陣。(娘の付き添い)

それまでの症状としては、白樺の時とは違い咳が出ることはそれほどなく、目の痒みが出て赤く腫れぼったくなり、鼻水が盛大に出てくるといった感じ。馬に触ろうものなら車へ避難してレッスンの終わりを待たなければならない状況だった。

でもこのときは、その場にいるだけなら特に症状はでなかったので、馬に触らせてもらう。少し目のかゆみが出て、鼻水も出てくるが、それまでのものと比べればかわいいものだった。

この時いい感触を得られ、動物アレルギーも克服できるなという確信が持てた。引き続き、猫と楽しく暮らしている様子をちょくちょくイメージすることも続けていた。

その後も暫くは週一ペースで娘の乗馬についていき、馬に沢山触らせてもらう。運良く馬小屋で飼っている猫に出会えたときには、猫にも沢山遊んでもらった。

普通に猫を膝にのせて遊んでいる私の姿を見て、娘も夫もキョトンとする。
娘には「薬飲んだの??」と聞かれ、
夫にも「どうしたの??」と言われる。
「薬はこれまで効いた試しがないから止めたよ。アレルギー治ってきちゃったかも。」と言うと、娘は意外と素直に「そうなんだ」と。(素直じゃない)夫は、「たまたまでしょ」という反応。🤣

その後も何度か通い、これでもかというぐらい馬に触れて猫と遊ぶもほぼ問題なし。そして、翌年2021年の花粉症シーズンは全く症状がなく、近所の森散歩はもちろん、ハイキングやサイクリングも快適に思う存分楽しめた。

今年も引き続き快適に過ごせている。
この私の変化を継続して目の当たりし、家族も私の一切のアレルギー症状がなくなっていることを受け入れてくれた。

そしてこの夏、念願だった子猫が家族の一員となった。

キッチン探索大好き

数年前までは自分が猫と一緒に生活できるとは夢にも思わなかった。

何年間も苦しんだ花粉症だったが、その事がなければ、現在の猫のいる幸せな生活は得られなかった。

原因は外にあるのではなく、いつも自分のなかにある。それを受け入れられたら、見えてくる物事も得られる情報もこれまで縛られていた様々な常識や限界までもが新たなものに書き換えられてくる。

そして未来を決めたならば、それに向かって物事が動きだし、最終的にその未来が現実になっていく。

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