歯磨き粉の使用を止めてみて/松果体のはなし

以前に歯磨き粉の使用を止めたたという記事を書いた。

あれから1年ちょっとが過ぎたので記録として現在の口腔内の状態がどうなっているか残しておこうと思う。

この1年ちょっと、どんな種類の歯磨き粉も一切使用することなく、毎日夜の歯磨き1度だけで過ごしてきた。

本来なら今月上旬に前回の歯科医チェックから1年が経つので、再びチェックに来てというメッセージがスマホに送られてくる流れなのだが、今年はまだそれがない。理由は歯科医が腕を骨折中だから。

私としては歯科医チェックをしてもらってから記事をと思っていたが、いつお呼びがかかるか分からないので、約1年という区切りで書いておくことに。

効果は、以前の記事に書いた内容 ↓ がほぼそのままキープされていた。

(1) 約1年前まで定期的にあった歯茎の腫れと出血が一度もない。                  (2) 糸ようじや歯間ブラシの入り具合から、全体的に歯茎が引き締まっているのが明らかに感じられる。                                                         
(3) 歯石がほとんど見られない。                    
(4) 朝、寝起きの口腔内の不快感が軽減。                                                          (5) 歯の痛みや虫歯の予兆のようなものが一切ない。               (6) 約1年前までちょいちょいできていて治るまでに数日を要していた口内炎が、この1年弱で1度しかできず、しかも翌日には治っていた。

もちろん、これらの全てがフッ素入りの歯磨き粉を止めて重曹水での歯磨きに徹したということだけに拠ることとは言えない。でも、今回の実験で少なからず影響はあると感じている。

もうこの歯磨きスタイルを貫けば、今後虫歯になることはないのではという根拠のない自信までついてきた。これを昔に知っていたら、子供の頃や大人になっても歯科医に痛い思いをして通い、痛い出費をする必要がなかったのにと悔やまれる。けれど、高齢になって入れ歯になるというような事態になる前に気づけてよかった。

娘と夫にもできる範囲で実験してもらっている。もちろん二人にはフッ素の毒性について説明し(夫はすでに理解していたが)、本人たちの意思で実験してみてもいいと思った人は一緒にやりましょう、という感じにした。

二人は朝晩2回の歯磨きで、歯磨き粉はフッ素なしの市販の重曹歯磨き粉使用。うがい用の水にも少量重曹を溶かしたものを使用。娘は始めて9~10ヶ月だが今のところ虫歯や歯茎などの不調はない様子。夫も始めて同じくらい経ち、先月歯科医チェックだったが虫歯も他のトラブルもなかった。

フッ素という身体に猛毒なものを取り入れなくてよいだけでなく、以前の口腔内トラブルが目に見えてなくなり、我が家にとってはよい実験と結果だった。フッ素は、脳内の松果体を石灰化するとも言われているので、それを避けることができて一石二鳥。

松果体は脳に存在する内分泌器で、形状が松ぼっくりににているのでその名がつけられた。大きさはグリーンピースぐらい。松果体では、睡眠に必須のメラトニンというホルモンが生成されている。このホルモンは自律神経と密接に関わっており、睡眠と目覚めのリズムを維持するのに重要となる。

それを生成する松果体のが石灰化し機能が鈍っているのでは、睡眠のリズムがおかしくなっても不思議はない。そして、睡眠のリズムが崩れることによって起こる心身の不調も多いと推測できる。

フランスの哲学者ルネ デカルトは、松果体を "魂のありか" と呼んでいおり、精神と物質をつなぐ場所と考えていた。なんとも神秘的な器官。

人体を構成するものに不要なものなどひとつもない。そう考えると、石灰化されているのだったらそれを脱灰していき、その本来の働きが機能したらどうなるのかと思うだけでワクワクする。松果体の働きはまだまだ解明されていないことが多いと言われているので尚更だ。

そして、フッ素が使用されているのは何も歯磨き粉だけではない。ポットの内側のコーティングや炊飯器の内釜、フライパンのテフロン加工、などなど。便利になっていく生活の裏側には、不都合なことが隠されているのかもしれない。



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