スウェーデンに移住してきてから、その時々に住んでいた地域で近所の歯医者に登録し、1年に一度定期チェック+歯石取りなどのクリーニングに行っている。その時に虫歯や問題が見つかれば数回通い治療してきた。

これまで歯磨きに関しては(当然ですが)毎日欠かすことなくしっかりとやってきたと自分では思っていた。フッ素の入った一般的な歯磨き粉をつけてしっかりとブラッシングし、糸ようじ、必要なときには歯間ブラシ、電動歯ブラシも使っていた。

それでも時々虫歯ができており、どうすれば健康な歯を保てるのかなと思っていた。そして虫歯と同様気になっていたのが3～4ヶ月に一度、定期的に歯茎が腫れ出血していたこと。

それからいろいろ調べだし、自分で実験をはじめることにした。今年の３月上旬に歯医者でチェックとクリーニングをしてもらったので、ツルピカの歯の状態から実験開始。

実験内容は.... (1) 歯磨き粉を全く使わずにこれまでの歯磨きプロセスはそのまま。                 (2) 歯磨き時のうがいには、1～2gの重曹を約100ml の水に溶かしたもののみを使う。         (3) うがいは少量の重曹水で1回につき20～30秒かけて丁寧に。(↓ こちらのYoutube チャンネルを参考にさせてもらいました。)

これを毎晩続けて現時点で９ヶ月弱経つけれど、以下の変化があった。

(1) 9ヶ月弱の期間、それまで定期的にあった歯茎の腫れと出血が一度もない。                         (2) 糸ようじや歯間ブラシの入り具合から、全体的に歯茎が引き締まってきたのが明らかに感じられる。                                                           (3) 歯石がほとんど見られない。                     (4) 朝、寝起きの口腔内の不快感が以前がMAX10だったとしたら、現在は3～4までに減。                                                                      (5) 歯や歯茎などが痛んだり、虫歯の予兆のようなものも一切なし。                                            (6) 時々できていた口内炎がほとんどできなくなった。(この期間1度できたが、翌日にはなくなっており治りが速い印象。)

という訳で、現段階で確実に以前の歯磨きスタイルよりよいと感じている。今後も継続して、来年春の定期チェックでクリーニングする必要がほぼないという状態になっていることが目標。

この実験歯磨きスタイル、私は1日1回夜のみやっている。１年半ほど朝食を抜いた1日２食生活を続けているので食べかすなどはなく、朝はごく少量の重曹水で何度かうがいをするだけで充分スッキリする。外出時にはキッチン栽培しているミントの葉をよく噛んで口腔内をリフレッシュさせることもある。

とこんな感じで、一般の歯磨き粉に含まれる体に不要なものを取り込まなくていいし、目に見えてよい変化があるので楽しく続けられる。

これを機に歯磨き粉の内容物について少し調べただけでも、もう通常の歯磨き粉を使う生活には戻ることはないという決断が容易にできた。

フッ素ってなんぞや?? あのやたらアワアワする成分て何?? とか自分で調べていくといろんな意味で面白い。

虫歯が出来やすかったり、歯茎にトラブルが出やすい方は試してみると思わぬ収穫があるかも。