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趣味や特技に何を書く?

こんにちは!アナウンサー受験のプラットホーム・井上智惠です。

現在、絶賛、NHKキャスターを各地で募集中!

ことしもこの季節がやってきました。

私は実際にNHKキャスターをしていたので、今まさに受験者の相談に乗っています。その中で直接教えられなくても、これを見てくれたあなたに受かってほしい!と思い、

NHKキャスター採用試験に絞ってお伝えします。

今回は、NHKキャスター採用対策 シリーズ①

【趣味や特技に何を書く?】です。

NHK局の地方局キャスターでは、専用のESはなく、市販の履歴書と作文(必要であれば職務経歴書)のセットのことが多いです。

ですので、市販の履歴書の右欄にある、趣味、特技の欄に入る程度の文字数で自分をPRしなければなりません。(趣味、特技を別紙に送ってもNGではありませんが…)

履歴書の右欄だとしたら枠も小さいし、さわりぐらいしか書けないし、「あれもこれもできます」って羅列すればいいのかな…

迷うと思います。

そんな書き方がいいでしょうか?

私は、こういった狭い欄だからこそ、見出しが大切だと思います。


かといって、あまり目立ちすぎの見出しはあまりNHKの地方局で求めていない気がします。

例えば、

【私は、ミスコン制覇者です】➡出演以外の業務が多いですから、ちゃんとやってもらえるかな?と思われてしまうかも。

【私の元気で周りを笑顔に】➡もちろん、それは大切な特技なのですが、どちらかというと、私の笑顔で周りを明るくする人より、取材した内容を伝えることで視聴者を笑顔にできる人を求めています。

したがって、あまり【私】が強すぎる人はNHKの地方局キャスターには求められないと思います。

(取材・制作・提案力など、ディレクター業も兼務できないといけないので、それは納得できますよね。)

それでは、どんな内容が書いてあると魅力的と思ってもらえるでしょうか?

例えばの話ですが、

【10文字キャッチコピーで受賞】

 ➡いつもキャッチコピーを考えていて、長い内容を短くキャッチーに伝える術を持っている。

こんな魅力的な人だったら放送でもキャッチーなタイトルがつけられると思ってもらえそうですよね。実際面接で、「この面接にタイトルをつけるとしたら?」などと腕を試されるかもしれません。

【全国各地の川マニアです】➡この子。面白そうと思ってもらえそう。とくに、写真で見た感じはそんなことを趣味だと想像できない人がやっている…というのにギャップ萌えのような感覚で気になってもらえそうです。

上記、本当に例ではありますが、

「1つのことを極める力がありますよ。」というイメージを与えることが大切なのです。

多趣味の人も、あれもこれも書くのではなく、

特に履歴書の狭い欄に書くのですから、

見出しと説明(突っ込んでもらえる要素をちりばめる)を大切にしてください。

※最後に注意!!

あまりにも想いが強すぎてすぎて、試験官にもマウンティングを取るような言動はNGです。

極めていて、人には譲れないことだったとしても、面接官の前ではやりすぎは禁物です。NHKキャスターでは、「自分の意見は持っているがあまりでしゃばらず、人からのアドバイスを素直に聞き入れてくれそうな人」を求めています。

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