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神社参拝の旅[鹿島神宮篇]その四

みなさん、こんにちは¨̮
鹿島神宮シリーズ、2022年内に書き終えるぞ!年を跨ぐ訳にはいかない!
とか言っていたくせに、やってしまいました…😚

…明けましておめでとうございます🐇✨
2023年もぼちぼち…で投稿していきたいと思いますので、宜しければお付き合い頂けると幸いです🙏🫧𓂃𓈒𓏸

さて、早速ですが、鹿島神宮シリーズの最終記事に突入したいと思います✍🏻✨
夏越大祓式の事が1番メインなのに、半年の時差でやっとたどり着きました´Д`)
そして、あらかじめお伝えしておきますと、大祓式の事は写真もなく詳しく書いていません😂
じゃあ、何を伝えたかったか?と言いますと、
「何をもって大祓いを実現したとするのか=大祓詞の奏上」
この事について書きたかったのです。

⛩境内(後編)⛩

◇御手洗池口鳥居

2022年7月28日の夏越の大祓式が行われる場所を社務所で尋ねると、儀式用の社殿等ではなく御手洗池(みたらしいけ)であるとの事。
御手洗池のある場所には「御手洗池口鳥居」があります。

御手洗池口鳥居(2021.3.27撮影)

この鳥居は、もともとは御影石製でしたが、東日本大震災の時に倒壊してしまい、再建されました。現在は鋼板製となっており、この重厚な雰囲気となっています。

再建に関するページが公式にありますので、興味があればご覧ください¨̮
➡️御手洗池口鳥居 再建

◇御手洗池(みたらしいけ)

大祓式が行われる場所はこちらの御手洗池。

「御手洗」についての解説看板(2021.3.27撮影)

👇🏻この、池の中に鳥居、という風景、1度は見たことがあるのではないでしょうか?パワースポットとして有名すぎて、よくSNSでも回ってきますし、様々なサイトで紹介される事が多い場所です。その、よく見かけるパワースポットの写真、それは!鹿島神宮なのですー!

1日40万リットルの湧水があるとの事😳(2022.7.28撮影)
見てください…この澄み渡った池を…
(2022.7.28撮影)

池の水や川の水で心身を清めることを「禊(みそぎ)」といいます。
古来、池や川で禊をおこなってから参拝をするというのが通常の作法でした。鹿島神宮でも、昔の人は、この御手洗池で禊をしていたという事です。

大変強い浄化のパワーが感じられますね(202.7.28撮影)

この池のほとりには茶屋 兼 お食事処があり、そちらで寛ぎながら、神事の開始時間を待ちました🍵

お抹茶&わらび餅をいただきました🍵(2022.7.28撮影)

◇大黒社(末社)

池の近くに「大黒社」があります。
その名の通り大黒様なのですが、神道の神様でいうと「大国主命(おおくにぬしのみこと)」が祀られている社であります。
夏越の日に西瓜を供えて参拝する習わしがあるそうです🍉🍉🍉

立て看板には大國社と書いてありますが公式HPでは大黒社と書いてあります(2021.3.27撮影)


⛩夏越大祓式について⛩

神事の時間になると、神職の方々が続々と御手洗池エリアにいらっしゃいました。

神職の皆様(2022.7.28撮影)
※動画のスクリーンショットの為、画質が悪いです🙏

夏越大祓にあたり、参拝者は、神事に参列するというシステムはなく、少し離れたところから思い思いに見学しているような感じです。
まずは、大黒社へ神職の皆さんが向かいました。そちらで神事を行っている時の私からの視界はこう👇🏻

左手の小さい社が大黒社。社の前の参道添いに神職が並んで神事を行っている(2022.7.28撮影)

この「大黒社」での神事が終わった後に、いよいよ、メインの大祓式です。
御手洗池に神職の方々が移動して、神事を行います。
が、私はこの大祓式の為に来ているので、参列システムがなく見学状態だとはいえ、勝手に参列している気持ちで全集中。
そのため、動画や写真は一切撮っておりません。

ただ、この大祓式でやることというのは、大まかに言うと「大祓詞(おおはらえことば)」を奏上し、四柱の祓戸大神(はらえどのおおかみ)のお力によって、我々が知らず知らずの間に犯してしまった罪穢れを祓い清めていただく、というものになります。私の記憶が確かならば、おそらく祝詞を1回ではなく複数回、奏上していたと思います。
祝詞奏上以外にもさまざまな工程があるので、だいたい40分間位の神事だったかと思います。

国自体の浄化をし、国民が心身ともに清らかな状態で1年の後半を迎えられるようにする、これが、私の理解している大祓式の意味となります。
6月末(晦日)に夏越の大祓、12月末(大晦日)に年越の大祓がありますので、半年に一度の大祓いをして、新年を迎えるのが日本の古来からの風習という事になります。

⛩大祓詞(おおはらえことば)について⛩

以前、戸隠神社の記事を書いた時にも、「大祓詞(おおはらえことば)」については軽く触れたことがありますが、奏上すると5~6分はかかる長い祝詞です。
人々が知らず知らずの間に犯してしまった罪・穢れを消し去っていく様子を言葉にしているものなのですが、その中で四柱の神様が出てきます。
総称して「祓戸大神(はらえどのおおかみ)」とか「祓戸四神」等と言ったりします。
祝詞では色々なことを述べていくのですが、最終的に罪穢れを消し去ってくださる時の方法を述べています。関心があればお読みください。


❶瀬織津比賣(せおりつひめ)が、勢いのある流れの早い川(滝のようなイメージだと私は思います)から罪穢れを大海原に流し出してくれる

❷速開都比賣(はやあきつひめ)が、海の渦の中に罪穢れを呑み込ませてしまう

❸氣吹戸主(いぶきどぬし)が、息を吹きかけて罪穢れを根の国という異界に吹き飛ばしてくれる

❹速佐須良比賣(はやさすらひめ)が、何らかのお力で、罪穢れを消滅させる


こうして、罪という罪はなくなり、祓い清められた、という事になります。

祝詞奏上の動画はかなり多く有りますので、詳しく知りたい方は調べていただければと思いますが、個人的に気に入ってる中で、with Pianoなので初めての方でも聴きやすいかなという意味で、人にも紹介しやすいものがあるので貼っておきます🤲🏻


⛩(番外編)ご祈祷エピソード⛩

2022年の夏越の日は、いつもご一緒してくれる相方さんがご祈祷を受けたいとの事で、ご祈祷の申込を当日されていました。
(どの時間に受けたいか事前に予約をしますが、当日でも申し込みは可能です。)
ご祈祷の時間になって、立派で神聖な祈祷殿に案内していただく相方さんを見送ろうと、いってら〜👋とか言ってたら、神職さんが、良かったら一緒にお入りください、と…!?
え!?いいんですか!?

という訳で、ご祈祷を受けるのは相方さんなのですが、同席させていただきまして、神聖な祈祷殿でのご祈祷の様子をしっかり体験できたのです…!🙏🏻
しかも、ちょうどその時間帯にはご祈祷の希望者が相方さん以外にいらっしゃらなかったようで、貸切状態ときました…!
ご祈祷を受けると祝詞の中でその人のお名前を組み込んで奏上してくださいます。その人が何についてご祈祷を受けたいのかは事前に申し出てあり、人によって異なりますが、相方さんは自分の何かを叶えて欲しいという方ではないので、日頃の「神恩感謝」でした。
私も激しく同意する部分です。
さすが、素敵なご選択!

普段の神社参拝でも、個人的には以下のような観点は基本的にありません。
・神様に何かをお願いしてそのご利益を授かるために行く
・その神社が願い事に効くか効かないかを気にする

ただただ、感謝しに行くだけ、ご挨拶しに行く、お目にかかる、の感覚です。
(某ライブのために嵐だけはやめていただきたい〜とお願いする事はよくありましたがw基本的には無いと言うだけでお願いことをする事もあります。主に推しの事…)

神社自体もご利益やご神徳を明記したりしてはいますが、日頃からその御神威で包み込んで下さっているわけですので、願いが叶うかどうかではなく、まず感謝を伝えていただけると良いなぁと私は考えます😊

以上、ここまでで鹿島神宮シリーズ終了です。
その四で完結させるために3000文字超えで詰め込んでしまいました。
読みずらいかもしれませんが、お許しを…🥲🙏

最後までお読みいただいた方、ありがとうございました🙏🏻✨


※記載している事で、もし間違った情報がありましたら、コメントで教えていただけると助かります。