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【2冊目】GWに出会った一冊

こんばんは。
もりた さやです。
今日も1日お疲れ様です。
読んでくださりありがとうございます。

子供との絵本タイムに読んだ本の
紹介エッセイ【おやすみなさいのその前に。】
本日は2冊目です。

GWに出会った素敵な一冊を紹介します。

⚫︎今日の一冊

『[新版]トーベ・ヤンソンのムーミン絵本 それからどうなるの?』
トーベ・ヤンソン作
渡部 翠 訳
(講談社 2019/06/30)

ゴールデンウィーク、
いかがお過ごしでしょうか。

わたしは、ムーミンバレーパークに
家族で行ってきました。

そこで出会ったのがこの一冊。
パークにある展示施設3階が、
この絵本の体感展示をやっていて、
初めて知ったのですが
とっても楽しくて。

子供と夢中で、
「それからどうなるの?」と
ページを追っていきました。

そのあと施設のライブラリーで
体感してきた絵本を一緒に
もういちど、平面で。

ムーミンにこんな素敵な絵本があったとは。
今日は寝る前の読書ではなかったですが
良い読書時間が過ごせたので、
感動と共にご紹介します。

⚫︎どんなおはなし?

ムーミンがおつかいのミルクを買った帰り道に
ミムラ姉さんと一緒にいなくなったミィを探して
大冒険をするおはなし。

「それからどうなるの?」の
言葉に誘われ、各ページに開けた穴を
くぐって展開していくつくり。

1952年にトーベ・ヤンソンが発表した
最初の絵本の新版だそう。
本来は自分で穴も開けるようですが
わたしはすでに開いているものを
ムーミンバレーパークの
ライブラリーで子供と読みました。

色鮮やかで贅沢な、
デザイン性の高い絵本で
子どもと一緒に
大人も楽しめる一冊です。

⚫︎読んでみて:子供のリアクションが面白い!

ムーミンの世界って、
可愛い見た目に反して
けっこう破天荒でユーモラス。

そして愛らしい見た目をしつつ
どこか不安げだったり
不機嫌だったりする表情が
どうしたの?という興味を誘います。

子供も読みながら「どうしたの?」
「ええー!!??」「それから?」
「アハハ!」とページをめくるたびに
色んなリアクションが返ってきて
一緒にツッコミを入れながら
楽しめました。

個人的にムーミンの世界って
ネガティブな感情や
世の中や人間の不条理を
自然体で受け止めて
共存している点が魅力だと
思っています。

キラキラしたり、エネルギッシュに
一生懸命頑張ったり、
そういうことも、もちろん大事だけど、
それだけではない、毎日続くこの日々を
おおらかに過ごすエッセンスが
溢れている気がするのです。

ムーミンママの作る
赤すぐりのジュースのような
優しく鮮やで心と体に良さそうな
心踊る一冊でした。

お子さんとの会話が弾む
アクティブな読書体験に。

それでは、素敵な夜じかんを。
おやすみなさい。



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