所沢市議会議員選挙が開票された

(以下、「新人」とは現職でないことをあらわす。また、議員名および候補者名は全て敬称略とし、〈一重山かっこ〉は平成31年3月定例会時点での会派を、《二重山かっこ》は今回選挙の党派をあらわす。)

 所沢市議会議員一般選挙(平成31年4月21日執行)は定数33人に対して候補者48人と激戦になった。開票は4月22日の午前0時57分に確定し、現職29人、新人4人が当選した。

 選挙の結果が出たということで、平成31年3月定例会時点での会派を主眼に、選挙前後の議席をまとめてみた(下図)。

 この結果を受けて会派も再編されるかもしれないが、以下では会派がそのまま維持されるとして、会派ごとの議席数の変化を見てみる。

 〈日本共産党〉はプラス1。現職5人全員に加えて、新人の天野あつし《日本共産党》が当選を果たした。

 〈公明党〉はプラマイ0。現職の吉村健一が立候補しなかった代わりに、新人の川辺ひろなお《公明党》が当選する形となった。

 〈リベラル所沢〉もプラマイ0になりそうだ。現職の赤川ようじ《国民民主党》が落選したが、新人の長岡けいこ《立憲民主党》が党派的にこの会派になると推測できる。なお、長岡は今回の選挙において得票数トップである。

 あとは現職の谷口まさのり《無所属》〈未来〉と新人の佐野みつひこ《無所属》次第という感じか。選挙公報を読む限り、谷口は「改革派」、佐野は「保守系」を自称している。

リンク

平成31年4月21日執行 所沢市議会議員一般選挙 開票速報
所沢市議会 平成31年3月定例会 審議結果(「審議の結果」エクセルを見ると現職議員の会派が確認できる)