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今投稿のテーマをどうしようか考え中。近日中に投稿します//博士(工学) 週4日:社会科…

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今投稿のテーマをどうしようか考え中。近日中に投稿します//博士(工学) 週4日:社会科学部でマクロ経済学研究 週3日:渋谷でDBエンジニア

マガジン

  • 人生を変える本

  • 考察コラム

最近の記事

本気こそ、魅力『遠き落日』

人を惹きつける、魅力。 素行が悪くても、好かれる・応援される。このような魅力を自然と身に着けている人がいます。千円札に肖像画が使われていることでも知られる野口英世も、その一人です。彼の魅力の秘密は何か。第3回目のマガジン『人生を変える本』は、野口を描いた自伝小説『遠き落日』からその秘密を探っていきます。 --------------------------- 野口英世が人を惹きつけるのは、すばらしい人徳をもつからなのでしょうか?そうではありません。彼の私生活は借金で宴会・

    • 日常を素晴らしく『赤毛のアン』

      マガジン『人生を変える本』では、おススメの本と、その本から学べる人生を変える視点を紹介します。 第2回の本は、『赤毛のアン』 人生を変える視点は、"日常を素晴らしく" ---------------------- 私たちは、日常に退屈しがちです。この退屈な日常がひとりでに、自分が何もせずに変わることを望みがちです。 何か面白いことが起こらないかな…。良い人に出会えないかな…。お金持ちにならないかな…。 このように日常に対して受け身・否定的になると、日常はつまらないものにな

      • 本気で迷えば、使命は見つかる『渋沢栄一 自伝』

        マガジン『人生を変える本』では、おススメの本と、その本から学べる人生を変える視点を紹介します。 第1回の本は、『渋沢栄一 自伝』 人生を変える視点は、"本気で迷えば、使命は見つかる" ---------------------- 使命、と言われても、特に思い当たらない。何をやればいいのか迷う。それが普通。 一方、偉人は使命をもつ。理想に向かって突き進んでいく。その姿に感動する。 しかし、偉人も最初から使命がある訳ではない。それは新1万円札に採用された偉人、渋沢栄一も同じであ

        • ローマ皇帝から学ぶ、「他者」との付き合い方

          社会で生きる以上、「他者」との付き合いは避けられない。 しかし、この付き合いが悩みを生む。 例えば過ちを犯す「他者」に対して、"怒り"を感じることは必ずある。 誰もが避けられない"怒り"であるが、ローマ皇帝マルクス・アウレリウスによれば、"怒り"は適切に対処できるものだという。 その方法は、まず「他者」を理解することから始まる。 本来は人類皆、"善い"ことをしたい(自分・社会のためになることをしたい)と思っている。しかし、何が"善い"ことであるか分からないために、それに反

        本気こそ、魅力『遠き落日』

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        記事

          偽インフルエンサーがSNSを滅ぼす

          フォロワーは、お金で増やせることをご存知だろうか?例えば、"インスタ フォロワー 購入"などと検索すれば、業者がたくさんヒットする。 これを利用し、インフルエンサー(人気がある投稿者)のふりをする、偽インフルエンサーが問題となっている。彼らの目的は広告主・フォロワーを騙し、利益を上げることである。インスタグラム・Twitter・Facebookなどほぼ全てのSNSでこのような行為が蔓延している。 偽インフルエンサーに広告料を出した広告主はいずれこの事実に気づく。 そして広

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          「自己分析」では本当の自分"ロゴス"は見つからない、「自省」のススメ

          「自己分析」といって思い浮かぶのは就職活動であろう。 数か月という短い期間で、人事担当者の期待に応えるような「自己分析」が求められる。 しかし、これでは、本当の自分"ロゴス"を見つけるのは不可能である。"ロゴス"を見つけるには ①多角的に"ロゴス"を見つめる ②外部の声に惑わされない ことが重要なためである。「自己分析」では、これができない。 では、どのようにすればよいか?普段の自分を振り返り、「自省」する、 これを繰り返すことが、本当の自分"ロゴス"発見の道である。ロー

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          生まれ変わり、"輪廻"とは中世の"能力主義"

          生まれ変わり、"輪廻"をあなたは信じるか? チベットでは最高指導者、ダライ・ラマの地位でさえ、生まれ変わりが着任する。 しかし、その生まれ変わりの概念は私たちとは全く違う。 チベットでは、その地位にふさわしい"能力"をもつ者をさす。 "能力"をもつ者に、"英才教育"を施す。 すなわち、これは中世の"能力主義"なのだ。 生まれ変わりの決め方私たちが想像する生まれ変わりとは、死んだ人と同じ記憶がある、だとか、死んだ人と同じ場所にあざ・ほくろがある、だとか、そんなイメージである

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          キレる老人、理由は認知症で気持ちを言葉にできないこと

          理不尽にキレる、暴力をふるう老人が話題になっている。 暴れる理由は、認知症である。 認知症になると、自分の気持ちを言葉にして伝えることができない。 言葉でコミュニケーションをとることが困難なのだ。 だから、言葉以外の方法、暴力で気持ちを表現するしかなくなるのである。 キレる老人、被害者は介護士2018年3月7日放送『ねほりんぱほりん』「介護士の過酷な現場 あなたが倒れる時は介護士がいない!?」では、キレる暴力老人の様子が取り上げられていた。 次のリンクは、番組のまとめ、およ

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          嫌な過去との付き合い方、夏目漱石『明暗』から考える

          思い出したくない、嫌な過去・思い出とは、やっかいなものだ。 忘れようと思えば思うほど、その思い出は強く記憶に残ってしまう。 忘れたと思っていても、心のどこかにそれはある。 このような嫌な過去とうまく付き合えたなら、こんなに良いことはない。 うまく過去と付き合えれば、心は軽くなり、頭はすっきりし、自分も成長し、とびきりの解放感が得られる。 夏目漱石は、過去というものは、「仮のカタチ(一の仮象)」であり、かつ「現在の自分をまぶしく照らす明かり(炳乎として明らかに刻下の我を照ら

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          "原音"のススメ

          このノートは、Eテレ2019/3/22放映『ドキュランドへようこそ!』「原音のサバンナ」のコラムである。 "原音"の魅力私たちは、"原音"とはほど遠い生活をしている。あたかも、周りの音が疎ましいかのように生活をしている。イヤホンや耳栓を使って直接音を遮断してしまうこともある。ただの雑音と受け取って、苛立ちを募らせている場合もある。しかし、一度周りの音に心を開けば、それにはたくさんのメッセージが込められていることを知る。私たちが周りの音に心を開いたとき、"原音"が聞こえてくる

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          ヘリコプターペアレント化の心理的要因と子供への影響(S2#6ねほぱほ考察)

          この記事は、『ねほりんぱほりん』「ヘリコプターペアレント登場!超過保護ママのまさかの実態とは」(シーズン2 第6回)の考察である。 【番組まとめ】ヘリコプターペアレントの  子供への接し方と思考まず、番組内容を簡単にまとめる。ここでは、①ヘリコプターペアレントが自分の子供にどのように接しているのか?②その考え方が伺える発言をまとめる。 登場人物 イズミさん ヘリコプターペアレント(頭上を旋回し何かあったら急降下するヘリのようにわが子を世話する超過保護な親)専業主婦であり、

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          「世の中が片付かない」理由【100分de名著考察 2019/03/18】

          この記事は、『100分de名著』「夏目漱石スペシャル 道草」(2019/03/18放送)の考察である。 【番組まとめ】「道草」の概要ここでは、「道草」の概要をまとめる。考察に必要な要素をピックアップしてまとめているため、全文はぜひ小説で御覧頂きたい(青空文庫で無料)。 登場人物 健三(主人公) 御住(主人公の妻) 島田夫妻(主人公の養父母) 概要 健三は、常に心の中でもやもやしたような引っ掛かりがあるのを感じていた。それは、彼の過去に起因するものであるように思われた。

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          二大美容ブランドと女性の自由【ドキュランド考察 2019/03/15】

          この記事は、『ドキュランドへようこそ!』「エリザベス・アーデンとヘレナ・ルビンスタイン」(2019/03/15放送)の考察である。 まず番組の内容を簡単にまとめる。 【番組まとめ】主要人物エリザベス・アーデン 1878年生まれ。オンタリオ州ウッドブリッジの中産階級の娘として生まれたと称していたが、実際は貧農の娘であった。アメリカの美容ブランド『エリザベス・アーデン』の創設者。 ヘレナ・ルビンスタイン 1870年生まれ。ポーランド生まれ、クラクフ大学で化学を専攻と称していた

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          足を洗う苦悩—苦悩の原因と解決策—【ねほぱほ考察 2019/03/13放送】

          この記事は、『ねほりんぱほりん』「ゲストの今を徹底調査!その後を知りたい女たちスペシャル」(2019/03/13放送)の考察である。 まず番組の内容を苦悩という視点でまとめる。そして、なぜゲストらは苦悩するのか?その原因を考察する。次に、苦悩の大きさはどのように決まるのかを論じ、最後に苦悩を軽減する解決策を提案する。 番組内容まとめ—苦悩の視点から—この回は、以前ねほりんぱほりんに出演した3人がその後の経過を報告する形式である。3人のプロフィールと、報告内容は以下の通り。

          足を洗う苦悩—苦悩の原因と解決策—【ねほぱほ考察 2019/03/13放送】