見出し画像

桜のシフォン

昨日くらいから世間を騒がせている「紅麹」
お菓子の世界でも使うことが多いものです。
赤の着色をするときに使われる「紅麹パウダー」
昨今の赤の着色料は紅麹由来のものが多いです。
赤というより「紅色」になるので、「いちご🍓」の赤を出すにはちょっとくすんでしまうのですが、「桜🌸」の色を出すには、とても良い着色料です。
はんなり
と言う言葉がよく合う素敵な色を出してくれます。

私が作る「桜シフォン」
紅麹パウダーは使っても、使わなくても製作できるのですが、使用している「桜あん」に配合されていました。

とは言え、専門家の方もメディアで話されている通り、今回問題になっているのはあくまで「紅麹サプリ」
着色料として使用している紅麹にそこまで神経質にならずとも心配ない、と。

それでも摂取したくない!心配!
と言うのが世論なのもわかります。

お菓子を作る上で、
見た目
と言うのも非常に重要になります。
だから着色料があるわけですから。
でも今回、どうしても紅麹パウダーが使いたくなければどうにでも作れます。
製菓材料店さんが、販売のページで明記してあることをよく読んで、使用していけば良いと思います。

全部を記載しているのか
他の物質は大丈夫なのか

そこはまた別問題にはなりますが、私個人としては紅麹パウダーに過剰に反応はしていないものの、やはり生徒様、シフォンの購入をしてくださるお客様は気にされる方もいらっしゃると思うので、味で勝負!!
と言うことで、見た目は綺麗なピンクは出せないけれど、食べたらしっかり桜🌸を感じるシフォンを作りたいなと思っています。

ちなみに桜あんは
白餡に桜の塩漬けを刻んで混ぜて使えば桜あんの代用にはなるかと思います。
色が出せないのはちょっと残念ですが、本来桜🌸はピンク!とは言い切れませんよね。

視覚ではなく
味覚で春を楽しみたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?