TAMRONの35-150mm F/2-2.8 Di III VXD
とっても便利なレンズです。
開放がF2.0からF2.8
ズームは35mmから150mm
NikonのカメラでDXにクロップすると最大225mmまで望遠ができます。
スナップには最適、動画だとさらに便利に使えます。

欠点は、まずズームリングが非常に重い事。本当に重いです。頻繁に画角を変える人には辛くなるのではないかと言うほど重いです。使えば使うほど重さが際立ちます。開放F値が明るいのでレンズそのものの重さは全く気にならないのですが、ズームリングの重さは使ってみてからわかるのでここはもう少し改善されるのかなと感じます。

次に、ピント送りをした時の画角の変化が大きい事。一眼レフ時代にはどのレンズもピント送りをすれば画角が多少変化してしまいますが、最近の、特にNikonの純正レンズはピント送りをしてもほとんど画角に変化がありません。このため合成の作業をする際などは昔に比べて非常に楽に作業ができるようになっていますが、このレンズは純正に比べると画角が大きく変化するのでピント送りをして後から合成の作業をするような撮影には若干不向きです。不向きと言っても撮影後の作業の一手間が増えるだけですので、それも好きで楽しみの一つと考えれば、画角の変化が起こるということを知ることができるので良い事です。私は作業時間を減らしたいので、このレンズはほぼ動画専用か、コンパクトに機材を纏めたいとき、現場がレンズ交換を出来るような場所ではない時、現場に行ってみないと何を撮るかわからない時に持って行きます。

購入時にはズームリングの重さを実際に触ってみて、グリグリとズームを広角から望遠に何度か回しても握力に問題が無いと判断できれば非常に良いレンズですので、ポートレート撮影メインでレンズ1本で機材をコンパクトにされたい方などには特にオススメです。

ただ、コンパクトにしたい人はそもそもの重量もひとつの要素になりそうなので、やはり悩みどころかもしれません。

ちなみに上のレンズの写真はこのカメラで撮影しています

仕事ではもちろん使いませんが、まだまだ使えます。