swfiが誕生するまで_#5


しばらく時間が空いてしまいました。

前回の記事で書いた、
「ママが業界に合わせるのではなく、業界が変わらないとママは働けない」
というところに考えが至ったわけなのですが、、、、
(これは本当はママだけではなくてパパも同じはずなのですけどね)

ともかく、そう気づいてから改めて業界のどこが変わるべきか、
という事を意識しはじめました。
あらゆる事を考えて、今思い返してもどこから書いていけばいいのか迷うほどです。

◆どう変わったら子供を育てながら仕事ができるか

まずは自分本位かもしれないけれど、
今の自分が働けるようになるにはどう変わればいいのか、
という事を考えてみました。
パッと思いついたのは

1)日、祝日、年末年始は休み
2)時間交代制でスタッフを増やす

というところ。

1)については単純に、保育園がやっていない日だから。
 親が地方在住の人など、実家が頼れない人は、
 保育園がやっていない日はベビーシッターなど頼まない限り、
 日、祝に仕事をする事は厳しいし、
 実家が都内の私でも、徒歩圏内に済んでいないので送迎や荷造りなど
 負担がある。シッターなどの費用もギャラに上乗せされるわけではないの
 で仕事の前後に実家への送迎はなかなか体力的にも厳しい。
 やはり休みになったほうが良い。

2)については、たとえ保育園のやっていない夜までかかるとしても、
 労働時間が決まっていれば、保育園のあと何時間ベビーシッターを頼めば
 いいか決められるので、見積もり出しや予約がしやすくなるのと、
 更に今後もし、子持ちで働くスタッフが増えて、何か補助金のような制度
 ができたら、そういった託児にかかる金額の算出もしやすくなると思った
 から。
 また、自分の部署に限って言うと、
 小道具、持道具、消え物の準備と現場をすべてやるのはかなり大変なので
 この業界の勤務時間がかわらないとしても、
 時間で区切っての交代制とか、準備と現場など二人で分担できるようにな
 ればやりくりできるのでは?と思ったから。
 
 でもこれには問題もあって、
 まず持道具を二人体制で雇ってくれる作品は大作以外ほぼ無いというこ
 と。
 今は、装飾部の中で、「ずっと持道具だけをやる人」や
 「持道具経験はないまま装飾助手でずっとやる人」
 などいるけれど、もともとは新人は持道具から初めて、
 数年したら装飾助手になって、上がっていって
 装飾の親方になる、という序列があったので、
 その名残なのか、持道具は下っ端、という認識が強く、ギャラなどもそこ
 まで割いてもらえない。(と私は感じている)

 あとは、分担制ができたとしても、
 分担してくれるもうひとりは、夜勤務だとしたらおのずと子供のいない人
 になるはずで、更に必然的に若い人になるだろう。
 また、子供に何かあって早退しなければいけない時があったりすると、
 その人に無理させる事になるかもしれない。

 そうなったときに、子供がいる人ばかりが守られて、
 そのサポートをしている人ばかり無理している状況にならないか?
 子供がいても働けるように、と思っているのにその分担してくれているパ
 ートナーの結婚や妊娠のチャンスを奪っていることにはならないか??
 なども考えました。

 でもまぁ、基本的には時間で分担を守るとして、
 そのパートナーの労働時間も守られたらいいと思うし、
 (夜勤シフトだとしても日中は基本的には呼び出しは無いので自分の時間
 という事)
 いつかその人も子供を持ったときは、順巡りで、日中のみの働き方ができ
 るんだ、という安心感につながったらいいな、
 その感覚を若いうちから浸透させられるようになったらいいな、と思った
 り。

 子供を持たなければ考えもしなかったような事、
自分の事だけじゃなくて後輩の未来の事まで考えるようになるとは
思いませんでした。

そこでどんどん、
自分がこう変わったらいいと思っていることを、
現実にするにはどういう方法があるんだろう?
他の部署の人はどうなんだろう、
海外の映画業界はどうなんだろうと
疑問が広がっていきました。

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swfi

映画業界で働く女性を守る会 Support for Women in the Film Industry. 映画業界で働く1児の母saoriと、元映画業界人で3児の母yuriが中心となり、 映画業界をよりよくする為のNPO法人設立に向けて任意団体として活動しています。
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