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静止している諺を動的に表現する「石の上で努力しながらも、違うなと思ったら、飛び降りましょう」

高校生の頃かな。英語の先生に、英語の諺に関するプリントを大量に配布された。暗黙の了解で、「覚えなさい」ということだ。

諺って、面白い。
物知りなわけではないが、諺を思いついた人って賢いなと過去の知らない人に想いを馳せたことがある。

でも、諺ってやはり過去の産物というイメージが強いからか、静止している印象が強い。内容は動的なのに、時が止まったような印象がある。(私だけかもしれない。)

けれど、この表現は諺にうまく生命力を入れて動かしている。

石の上で努力しながらも、違うなと思ったら、飛び降りましょう

知的さと人匙のジョークが加わって、良い塩梅にまとまる。

最近、この本を10代から読み返してるのよね。
多方面に悩んでいる人にお勧め。
また、過去にやってなかったかもしれないことを、見ず知らずの人から教えてもらうという視点でも興味深いし、もし自分に子供がいたら正しいことを教えられるだろうか、自分の価値観を押し付けないだろうか、と思わずにいられない。必ず読ませたい。親も人間で不完全だから、しっかり正しいものを自分で判断できる力を身につけなさい、と伝えたいし読み取ってほしい。

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