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古民家DIY6日目 断熱材と納屋と私

部屋とYシャツと私風に言ってみました。(このネタはアラフォー以前には通じない可能性)

とうとう古民家へ断熱材を入れていきます。
よくリフォームやDIY関係のYouTubeでまず思い浮かべると言えば断熱材を入れているシーン。
きっとそれだけ断熱材って重要なんでしょうね。

工務店さんもだんなも古民家は土壁で断熱、蓄熱効果はないので古民家をくるむように断熱材を貼れば冬の寒さが全然違うと言っていました。
断熱材は重要なんだと思いますが、今まで見てきた古民家のカフェも含めて飲食店で断熱材を入れている形跡があるところはあまり見たことがありませんでした。
だからもしかして断熱材なしでもいいんでない…?という気持ちもあって…
ただ寒さ(主に光熱費)の5年、10年先を見るときっと入れる入れないで差が出る…いや2〜3年単位でもきっと違いが出るんでしょう。

ただめんどう(本音)。
だってすごい量(泣)。

ホームセンターばりの断熱材の量
(しかもまだ追加発注必要)

一応YouTubeで予習してきたものの手順がわかってないので、だんなが要領を掴めるまで私は納屋の片付けをすることに。
だんなはここのDIYに対して釘を抜くのも楽しい、と天性の大工のような発言をしているのでこれ幸い。

納屋は母屋をからっぽにする際に無尽蔵に物を入れていたので、どこになにがあるのかわからない状態。
性分でどこになにがあるかわからない、ぱっと物が取り出せない納屋の状態にモヤモヤしていたのです。

納屋に行くために外に出る
この日は1月初めでしたが緑が出ている!
(北海道ではめずらしい事態)
納屋の中の物もけっこう捨てたのですが
何がどこにあるのかわからない状態

断熱材を貼る作業についてYouTubeで多少予習はしているものの、私はDIY作業は本当に素人なので納屋の片付けをする方が見通しがつくし達成感があります。

納屋も広く(48坪くらい)まだ捜索し切れてないので新しく発見した古物もありました。

納屋の中で昔の灯油ストーブを発見

このてっぺんが丸くて物が置けるタイプ(やかんとか)ちょうどネットの写真で見て欲しいなあ、と思っていたんです👍

理想はこんな感じ
(写真は拝借しております)


あと納屋の奥にまだ開けてないばかでかいアルミ製の箱があって、何が入ってるんだろう?と思っていたので今回開けてみました。

中は色褪せて古びた布に包まれたなにか
がらくたばかりだろうと思っていたら
中から立派な漆椀(うるしわん)の蓋が!
これも蓋?
こんなお盆や…
お膳台も

すべてそれ用にサイズを合わせた縫製で布に包まれているので、とても状態がいいです。
お椀が入っていた布には200客と書かれてました。
たしかにものすごい量ですが200客分も…?(旅館始めれそう)
元は昔の地主さんの古民家なのでそのぐらい来客を見込んで用意していたのでしょうか?
すべての布を開けて確認している時間はなかったので、戻してとりあえずそのままにしておきます。
ただ昔の漆椀はかなり品物がいいと思うのでまた余裕がある時に開封するつもりです。

なんやかんやでけっこうな力仕事でしたが納屋を大まかに片付けました。

こちらは自宅のお隣さんが粗大ゴミとして
捨てていた棚
古民家に合う!と思って慌てて救出しました
見た目あまり変化ないかもですが
色々物を取り出しやすくした納屋
納屋に差し込む夕陽はいつも眩しく美しい
木の引き出し関係もまとめてみた
そろそろ夕暮れ…

納屋が片付いたところで母屋にいるだんなの様子を見に行きました。

2階部屋の中壁の骨組みを利用して
作業台が作られていた
こんな感じで断熱材を乗せて
カッターで切る作業用に使っていたらしい


ところが断熱材を貼る作業の途中でだんなが軽く落ち込んでいる…。
聞くとスタイロホーム(断熱材)が固くカッターで切るのはなかなか大変で時間がかかり、しかも木の骨組みの間にサイズを図って入れるのが難しいらしい。

骨組みの間に入れても
上と下の幅が微妙に違うので
入れた後にまた切り直してるらしい
(しかもすべて等間隔のサイズじゃない)
1枚30分ペースのようで
それは大変だ!


作業を聞いて私も軽く絶望。
全部このペースで断熱材を入れるとどのくらい日数がかかってしまうのか…⁉︎

どうなる、断熱材。(次回へ続く)

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