ランチョンマット

陶芸家&テキスタイルデザイナー鹿児島睦(かごしままこと)さんについて


こんばんは!株式会社スイッチ・デザイン担当です。

今日は鹿児島睦さんをご紹介します。

すごく好きなデザイナーさんの一人ですが、記事を読んでいて人柄も素敵だなと感じました。

皆さんは「デザイナー」というと、どういったイメージを持たれるでしょうか。

作品の細部までこだわりがあり、勝手に変えられたりすることはあまり好まない方が多いのではないかと思います。
私自身もそうで、やはり自分が時間をかけてつくったものが、誰かのなんとなくで変わってしまうと複雑な気持ちになる時があります。

鹿児島さんはテキスタイルのデザイナーさんなので、生地への印刷はインドなどの海外で行うことも多いのだとか。
そうすると現地の人が、ずらして印刷してロスが出ないようにしたり、版を彫りやすいようにアレンジしたりするそうです。
しかし怒ることもせず、修正もせず、それを良しとするそうです。

「それ、いいんですか?」

と思わず聞きたくなりますが、鹿児島さんは自分のことを「デザイナー」ではなくて「道具をつくるひと」と認識しているそうです。
作る人も使う人も喜んでくれて、みんなの生活がちょっと豊かになればそれでいいそうです。

この考え方は本当に素敵だなと感じます。
私が工場の人だったら、仕事を受けたくなります。

私も、作る人たちとお互いが喜ぶような仕事をしていきます。



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