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どこの日の出がすごいキレイ?

"東京の日の出すごいキレイだなあ"
ーけもの道/スピッツ

そんなこと感じたことあります?

キレイだと感じたことは、私はあります。(←ん?)
高層ビルに反射した日の光ってなんだか幻想的でいいんですよね。

でも思うんです。

正直取り立ててキレイなわけではなくない?

もっとキレイな場所って他にいっぱいありますよね。例えば近場で言うなら横浜とか。
でも草野さんはあくまで"東京の"日の出にこだわるわけです。これって何ででしょう?

この曲はこのあとこう続きます。

"きのうの濁りもどこへやら"
"冴えない話に感動しまくり"

…おっと、もしかして東京で働くサラリーマンの話してる?そりゃあ失礼、東京の日の出ばかり見ているかもしれませんね。

でもその後はこうなるんです。

"あきらめないでそれは未来へ かすかに残るけもの道"
"可愛いつもりのみにくいかたまり まだこれから" 
"怖がらないで闇の向こうへ 手を伸ばす前のまわり道"

スピッツは今必死に生きている私たち全員を応援してくれているのかも、と私はこの歌詞を見て感じました。

そんな私たちにとって東京の日の出をキレイと感じるといったことは一種の救いになるのかもしれません。

普段当たり前のように見ていて、ありがたみもなにも感じないことに感謝、感動することこそ、明るい未来を信じて必死に生き抜こうとする私たちにとってとても大事なことだとスピッツはもしかしたら言いたいのかもしれません。

…全然違うかもしれないけどね(あくまで個人の歪んだ見方による都合の良い解釈なので…)

そもそも応援しているのか?という疑問については、多分そうだと言えると思います。

うっっっすい根拠ですが、最後にフレ〜フレ〜フレ〜♪と歌っているので、多分。うん…。

好き勝手に歌詞解釈していると全くの見当違いのことを言っている可能性を考えて怖くなりますね。でもきっと心の優しいスピッツさんは、そのように都合よく曲の解釈をされることも快く許してくださるはずだと信じて、これからも勝手に歌詞解釈していこうと思います。

こういうことしていると作詞・作曲してみたくなりますね!できないけど!


…フレ〜フレ〜フレ〜