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今期の間に見れた今期のアニメ

 7月で25歳、アニメを見始めた中1から数えると干支一周分なのでほぼほぼ半生をアニメ見て生きていることになります。
高校から斜りはじめてみてこなかったアニメを今になって見たり、中学の頃に見ていたアニメを見返し始めたりと最近じゃ干支以外にも1周して戻ってきているものが多々あります。

 で、社会人になってからは数絞っているどころか見切れる本数すら指で数えられる程度に減りはしたけど、ちゃんと体重乗った感想をかけるぐらいには腰を据えて見れているので書き残しとこうや。という記事です。あと先週オタクと話したらアニメ筋のパンプアップが凄まじいから栄養補給目的もあります。

リケ恋 2期

 気づいたら好きになっちゃってた・・・(照)
1期は泣きながら見てたけど、社会人2年目になるとしっかり好きになれるアニメになってました。多分理系のことが恋しくなってたんだと思う。
正直トップクラスの萌女ランキングこと奏言葉のピックアップで後半は尻上がりに面白くなってる気がして、毎週かなり楽しみになってました。主観的な思い込みはマジで中学の頃から他人事じゃない話なので最終話だけは猛省しながら見てたけど、奏の悩みに対するいいカウンターとしての存在はすごくいいなと思っていました。
特に理系の皆さんは2年生までにアニメだけでも見る必要がある作品だと思います。

であいもん

 めちゃくちゃ心地いい日常アニメ。
今月頭から見始めたけど絵的にもストーリー的にも変に急な起伏がないのでサクッと見進められるタイプでした。
和の人たらしポイントが振り切っているのが12話全体的にみられて、築いてきた周りの人間関係でもわかりやすく出ていたのが見てて面白かったです。一果との関わり方も変な飛躍はなく、12話で出る集大成としてのシーンがあついっス。家飛び出てまあまあいい歳に突如戻ってきてあそこまで馴染める説得力がじっくり描かれているんで。
割とオタクが話していた「原作力が高いからアニメも面白く見える」論はあながち外れている感じはなくて、そこが来期以降も頭に残るアニメなんかな…ていう気持ちはあります。といっても漫画で読んでるほうが面白く感じるかは五分五分というか、単純に映像で見るのがちょうどいい温度感の作品なので見てなかったら時間あるときに見てくれるといいねぇ。て具合のアニメです。

本好きの下克上 3期

 1,2期を文句言いながら見ていたのもあって感慨深いラスト。なろうだとトントン拍子で上手くいくようなイメージがあるものの、巫女見習い編になると逆に振り回されることが多くてなんやかんやでフラットな目線で見続けていました。
特に3期は後半部分から大人というか貴族連中に振り回され続けた結果、10話の選択を半強制で強いられるのがかなり厳しいし、魔法がある世界とはいえそれが精神操作を含むような類の魔法じゃないのもより際立たせています。いくら机上論でイキってたクソガキ女が報いを受ける話になるとはいえ、イキリポイントが全盛期だった1期からだいぶ時間が経っているのもあってギリ感情移入はしやすいです。
やっぱり惜しいのは巫女見習い編が分割されて2期と3期で微妙に間が空いたのがもったいねェ~~~ってずっと思ってます。2期終わった段階で色々見ていたので4期以降の話の流れもちょっと知っちゃってはいるんですが、結構原作のストック量はあるのでここの間隔空いたのだけ4期以降は順当に章ごとに作れそうだからなおさら惜しいなって思ってます。

パリピ孔明

 4角でひっそり沈んだイメージ。
いろんな人が言ってるけど、ラッパーの存在意義が微妙に理解しきれないというか作中がまぁ(笑)みたいな態度で相手が知ってる・イメージしてる前提でトントン進むからいいね10万企画の話からイマイチ乗り切れずに見ていました。3割は逆張りの人格のせいかもしれないです。
それでも前半6話までの面白さは前述の原作がどうこうというより、アニメの力で魅力的になっていたのですごく好きです。歌唱も映像媒体のおかげで実感しやすく、歌唱担当という故アイカツのシステムのおかげで説得力も微妙に増してはいるので、変なお笑いポイントないのは見てる側としてめちゃくちゃいいなって思いました。

くノ一ツバキの胸の内

 1話の男叩きがしっかりイラつく弱者男性モードのおかげで見たの後悔してたけど、3話まで来るともう「山本クン、やるじゃァないか・・・」としっかり手首を引きちぎって返した状態で机に置きっぱなしでした。
歩や高木さんと違って女の子動物園だし恋愛要素はあんまりないのもあって、チー牛性能高いのもサクサク見れた要因だと思ってます。キャラ紹介のAパートとチー牛のBパートていう構成もすごく好みで、ライダーの1クール目に集中する基本派生フォームの販促ラッシュみたいな前半6話で怒涛の新キャラ紹介されてるよりはキャラの個性も頭に残っているなとは思います。
漏れが一番好きなのは…………………………

                                      ヒナギク≧リンドウ>タチアオイ。(修学旅行の夜)

かぐや様は告らせたい 3期

 1期から見ていると本当に感慨深くなるほど力が入った最終回でした。
それに相応しく、12話ずっとポップなギャグ描写多く見れていたので原作で見ているアニメは見ないのが多い自分でもなんやかんやで楽しんでみていました。
だからっていうのもあるけど、1期でハマって原作買って、3期まで見続けているような人は特に感傷的な3か月だったと思います。
原作力が高いから何やっても面白いのは確かだけど、四条眞妃(CV市ノ瀬加那)についてだけで2年前期の講義で扱える程の質を伴った量のオタクの見識が集められると思うので、それだけのためにOVAはちょっと期待しています。

盾の勇者の成り上がり 2期

 消化試合感あるつくりだったけど、最終話はすごく好きです。
結構カットされているらしいけど、最終話の解決後のひと段落したところで逸話として出てくるの好きなんです。デカい尻の次くらいに。
霊亀の部分はほか3人の勇者のキチガイぶりで爆笑してたけど、リーシアの内面の成長やオストの与えた影響とかのフリ部分という側面が終わってみれば強い気がするのであんまり乗り気で見れていなかった感じはします。
後半の無限迷宮以降の他世界中心になると霊亀で貯めてた面白ポイントや、新しいキチガイの追加で終始笑顔で見てられました。絆のいる別世界のルールを手探り状態で少しずつ提示されていくのも飽きないポイントだと思います。
3期は決定済みだし、こんな感じではんなり続きが見れるのはまあ楽しみっちゃ楽しみではあります。


 本好きも盾もだけど、スピーディに話を進めていく続編アニメが多いなってのが最近の気づきです。
エンタメの消化スピードが年々早くなっているのも関係ありそうですが、正直「原作通り、改変もなくアニメ化」が望まれている風潮も何となく違和感を覚え始めているので、アニメという性質上仕方ないんだろうなと思って割り切っています。ちゃんと見たかったら原作見れば済む話だからね。

 夏アニメの今のところイチオシはEngage Kissです。理由はチー牛になれるから。

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