MacbookPro 14inch がベストだった話

Macを遍歴は10年ほど経ちますが、今回買ったMacbookPro 14inch が私史上ベストバイすぎたので、良かった点、悪かった点、などを書きました。
皆様の参考になればと思います。

発売から3ヶ月も経ってて今更ですがw

購入スペック

・M1 Max 10CPU 32GPU
・32GB メモリ
・512GB

総評

最初に総評しちゃいます。
M1であった小さなストレスが完全になくなったのがM1 Pro/Maxです。
時間を買いたい、ストレスを少しでも下げるために金を使える、という方は購入待ったなしです。

良かった点1:パフォーマンスが異次元

M1を使ったことがある人は、IntelからM1への進化を想像してください。あまりにサクサク動きすぎて感動しませんでしたか?
そのレベルの快適さの向上が、M1からM1 Pro/Max にはあります。

私は普段、モバイルアプリのエンジニアをしています。
そのため仕事中はエミュレータを立ち上げながらコードを書いたりビルドをしています。それが歴代のパソコンではこんな感じでした。

Intel MBP 2019 ... 重くなるから、正直エミュレータを使いたくない
M1 MacMini ... たまにカクついてしまう
M1 Max MBP ... カクつきが全くない

さらにビックリするのは、これに加えて重い作業(ゲーム配信や動画編集、エンコード)を同時に行なってもノーストレスなのです。ビビる。逆にどうすればこいつがカクつくのか気になるレベルで快適 of 快適でびっくりします。

良かった点2:メモリが常に余る

かなり重い作業をしてもカクつかない、ということを前述しました。
カクつかないですし、メモリはほぼ半分ほど空いてる状態をキープしています。32GBメモリ搭載でも多すぎるくらいの印象を受けました。

良かった点3:静か

かなり重い作業をしてもカクつかない、ということを前述しました。
重い作業をしてもファンが一切回りません。
というのは言い過ぎだとしても、istatなどでファンの数値が回っていても、その音は聞こえません。

空気清浄機の方がうるさいです。

良かった点4:バッテリー持ちが変態

ファンが回らないということはCPUがそこまで発熱しないということで、つまりバッテリー消費も少ないということです。私の仕事環境では4時間ほどは余裕で使うことができました。ビルドしても%が動かないなんてこともあるくらいです。頭おかしくないですか?

M1 Proであればもっと電池持ちがいいですし、コード書くだけであれば6時間ほどは余裕なバッテリー消費ペースになります。

良かった点5:ちょうどよいサイズ

MBPの購入を決めたとき、14インチと16インチで迷っていました。
というのも、歴代のノートパソコンは11インチ, 13インチ, 16インチと順調にサイズアップしており、そのデカさに慣れてしまっていたためです。

しかし、実際に店頭で触り比べてみるとIntel MBP 16インチとM1 MBP 14インチにそこまでのディスプレイの大きさに差は体感できませんでした。
とはいえ13インチのMBPは少し小さいかなと思っていたので、ちょうど良いサイズ感でした。

なにより、16インチはめーーーっちゃ重かったんです。
16インチは間違いなく仕事は快適だと思うんですが、この重さは持ち歩くには不向きで、今は14インチの適度なずっしりさが持ち歩くには限界かな、と思っています。

良かった点6:キーボード

私はバタフライキーボードがめっちゃ好きだったんですが、今回のキーボードもかなり好きな部類でした。キーストロークはバタフライキーボードほど短くはなさそうですが、打鍵感が楽しい。良いキーボードだと思います。

微妙だった点1:ProMotionがわからん

120Hzで動くというProMotionですが、対応アプリが少ないというのもあり体感値まったく変わりません。電池持ちも悪くなるようなので、私は基本的にOFFにしています。

悪かった点1:フォルムがダサい

今までのスリムなMacbookとは一転し、昔のずんぐりむっくりなMacbookになりました。一言でいうとダサくなったなと。
ただ、これは慣れるので大丈夫です。

悪かった点2:Magsafeが固い

ひと昔のMacbookについていたMagsafeが今回戻ってきたわけですが、かなり強力にひっつくようになっています。Magsafeの線をひっぱるとMacbookの方が動くくらいなので、これはコードに足が引っかかった時などにMacbookの方が落ちそうになるんじゃないかと思います。

悪かった点3:ノッチが邪魔

もう本当に邪魔です。気にならないかなと思ったんですが、意外と存在感があって、何かするたびに目についてしまうのが惜しいなと思いました。

Windowを全体化したりするとメニューバーが真っ黒になってノッチが隠れるようになるんですが、そうするとせっかくノッチで得た作業領域が最大活用されないんですよね。うまくノッチを活用できていない気がして、まだ発展途上、という印象でした。

TouchBarのように消えていく未来が見える...w

悪かった点4:音質

MBP 14インチ単体で見た時には音質は素晴らしいと思います。

これは私のケースだけだと思いますが、前身がMBP 16インチ 2019だったために音質の低下はさすがに感じました。さすがにスピーカーユニットの大きさが全く違いますので、差がでちゃいますね。
比べるのが酷かもしれませんが。

購入を考えている方へ

M1 MacbookAir / Pro で満足している方は購入をおすすめしません
また、ネットサーフィンや書類作成などしかしない場合はM1 Macbook Airの一番安いモデルにしましょう。M1はコスパが大変よく、十分すぎるスペックです。しかし、M1 Pro / Maxはかなり高く、本当に重い作業をする人向けです。

また、M1 Pro / Max を購入検討しているほぼ9割の人はM1 Proで十分だと思います。M1 Maxは私を含めてオーバースペックである人が大多数だと思います。
メモリは重い作業を並行して行いたい人は32GB(動画編集してエンコードしながらサムネイル編集するなどをしたい場合など)。
SSDは動画編集する人は予算の許すかぎり必要な分だけ積んだ方がいいと思います。その他の人は512GB+モバイルSSDで十分かと。

私が次買うとするとこのスペックだと思います。
・M1 Pro 10CPU 14GPU
・32GB メモリ
・1TB SSD(お金あれば 2TB)

さいごに

M1が登場して1年ちょい経ちますが、M1発表時はここまでIntel Macの価値が下がるような革命が起こるとは思っていませんでした。
M1に買い替えると、いかに自分がストレスを感じながら作業をしていたのかを実感してしまうレベルでびっくりしました。しかしそれを M1 Pro / Max でさらに感じることになるとは驚愕です。

これからM2もでてきますし、これからのAppleには期待しかありませんね。

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