春に聴きたいハロプロ

ようやく春めいてきたこの頃。わたしの聴く音楽も春のものが多くなってきています。と言っても、例のようにハロプロばかりなんですけれども。春のハロプロは名曲揃いなので、ぜひ紹介させていただきたいです。

まずはシングルから!

ハルウララ(こぶしファクトリー)

2020年に解散したこぶしファクトリー、活動後期は歌唱力を押し出した曲が増えてきました。

きらり一雫 頬を伝う涙
キレイすぎて 息が止まりそう
「なんでもないよ」と 慌てて笑うから
これ以上何も 聞けなくなったんだ

そよ風に紛れ 口ずさんだ
終わった恋の唄 切なすぎて

ハルウララ

色々と状況が難しい歌です。失恋しているのは君だけど、私も失恋しているみたいな感じですね。まず、「終わった恋の歌」を口ずさんだのはどちらなのか。これは私の方、ではないかと思います。君が私ではない誰かに失恋して、私は君と一緒にいるけれど、君は心の中に踏み込ませてくれない。そこで私は失恋を悟るわけです。もしかしたらその前にもう悟っていたのかもしれないけれど。ひとりそっと失恋して、君に気づかれないようにそよ風の中で口ずさんだのが、「終わった恋の歌」ではないかと思います。

でも、好きな人が誰かと別れた時って、「ワンチャン!」って期待を持ちますよね。それがなくなぜか恋を終えているのは、2人の恋が実るはずがない「何か」があるのかもしれません。例えば君と私は両方女性、だとか。

桜チラリ(°C-ute)

°C-uteのメジャーデビューシングルです。ちょこちょこ歩くみたいなダンスが可愛すぎるし、歌いやすいのでヒトカラのセトリによく入っています。

桜チラリ
見上げれば 美しい
夜空に溶けて行く
私たちは
いつまでも 手をつなぐ
かわいい恋をする

桜チラリ

Aメロの歌詞については、大学生時代のnoteにつらつら書いた気がするので、サビを書こうと思います。

こんなに明るい雰囲気なのに、見上げているのは夜桜なんですね。それは「夜空に溶けて行く」という歌詞からわかります。でも、なんとなく歌詞がわかりません。夜空に溶けて行くって、何が溶けるんだろうって。桜の花びらだろうなぁと思うんですが、ここでBメロが生きてくるんではないかと予想します。

たとえ今は分からないことがあるとしても
笑える日が来るんだから

桜チラリ

これがBメロです。この歌詞を踏まえるに、夜空に溶けて行くのは「桜の花びら」と「付き合う不安感」ではないかと思います。勝手な解釈ですけど、この曲はハッピーな雰囲気のわりに歌詞のあちこちにずっと「不安」があるんですね。だからこういう考えもアリじゃない?っていう。

胸さわぎスカーレット(Berryz工房)

Berryz工房のシングルの中では、3本の指に入るくらい好きな曲です。袴っぽい衣装もすごく可愛い!でも背景がギラギラすぎて、肝心のダンスがものすごく見えづらい。そこはアップフロントクオリティ。

ほら
春紅のスカーレット
我慢なんて出来ない
胸さわぎスカーレット
恋の色が か・お・る
YES MY LOVE

胸さわぎスカーレット

「春紅」という言葉はこの曲でしか聞いたことがないんですが、耳にすっと入ってくる美しい言葉だなぁと思います。春といえばピンクをイメージされることが多いけれど、あえて「紅」をあてることで恋の情熱がより伝わります。春なのにスカーレットっていう、わりかし濃い色なのも良いですね!あ、濃いっていうか、恋色なのかもしれません。

桜ナイトフィーバー(こぶしファクトリー)

KANさんが作った名曲。春の歌といえば人の気持ちに寄り添ったものばかりですが、こちらの曲は一味違います。MVではたぐっちが良い味を出していますね〜。途中でいなくなった3人には批判の声も多いですが、いわゆる「面白さ」を演出してくれていたのは、まさに辞めた3人だけだったと思いますね。

秋の朝も冬の午後もちろん梅雨入り梅雨だく梅雨明けも
いつだってかわらずここに立っているのに
なぜに なぜ?

桜 フィーバー フィーバー
春だけは 毎年ぼくの歌が出る
だけど フィールサッド フィールサッド
なんでだろな どれも悲しい曲ばかり

実際どうなんでしょう?いかがなものでしょう?
ステキな恋が始まるよな 出会いの歌聴きたい

桜ナイトフィーバー

桜の気持ちになって書かれたこの曲。桜の希望通り終始明るい雰囲気ですが、「ここにいるぜぇ!」や「泡沫サタデーナイト!」のような刹那的な寂しさも感じられます。いつだって変わらず立っているのに、宴は一瞬で過ぎ去ってしまう切なさ。桜のもどかしい気持ちと、祭りの華やかさが混じり合って、他では聴けないような名曲にらなっています。

赤いフリージア(メロン記念日)

春といえば桜が多いですが、フリージアだって春の花なのです。キャッチーなメロディに対して、切ない歌詞なのが魅力。何年経っても根強い人気を誇っており、多くのハロメンから歌われています。

いつまでも Ah 赤いフリージア
プレゼントすると誓ってよ
もうすぐ一年になるわ
二人出会って
もうすぐ一年になるわ
あなた愛して・・・

赤いフリージア

赤いフリージアの花言葉は「純潔」。二番の歌詞には「純潔の赤いフリージア」という言葉が出てきます。そんな花言葉の通りに、いつまでも純に自分を愛していてほしい、という気持ちが伝わってきます。

実はわたしにとってこの曲は、モーニング娘。の入り口になった曲です。そこからどんどん他のハロプログループにハマっていったので、赤いフリージアには格別に感謝しています。

ここからはアルバム曲、カップリング曲です。

春 ビューティフル エブリデイ(モーニング娘。)

亀井絵里の曲みたいになってますが、実は光井愛佳も一緒に歌っています。まあでも光井は他に最強の持ち歌ありますからね。

春の空から
少し冷たい
風が舞い降り
頬に触れたら
急に会いたくなったわ

春 ビューティフル エブリデイ

なんて事のないAメロの歌詞ですが、ここの部分がすごく好きです。風景と心の描写が非常に美しいと感じます。

IT'S SO BEAUTIFUL! EVERYDAY
始まりの季節ね
今日がこの先の末来よリ
一番若いんだし

春 ビューティフル エブリデイ

今日がこの先の未来より一番若い、これだって当たり前のことを言っているだけなのに、なぜか心に突き刺さります。若いんだからなんだってできる、周りはよくそう言います。でも歳を重ねたって、今日がこの先の未来よりも一番若いのは変わらないんです。

黄色い自転車とサンドウィッチ(スマイレージ)

いかにもアルバムの名曲って雰囲気がたまらない。ちょいちょい「ずっちゃ〜ん」とか「いえい!」とかの合いの手が入るので、聴いていて楽しいです。

もうすぐ公園に近付く
最後の坂だファイティン
桜並木を通り抜け
笑顔の花が咲くわ
もうすぐランチね

黄色い自転車とサンドウィッチ

桜並木を通り抜けたら笑顔の花が咲く、、、なんて素敵な表現なんでしょうか。こんなふうにピュアな恋愛をしてみたいです。公園まで一緒に自転車こいで、お弁当食べて、おしゃべりしてまた自転車乗って帰るみたいな恋愛がしたいッッ‼️

黄色い自転車
私は必死でこいでる
君の後ろ姿
なんか愛おしい

黄色い自転車とサンドウィッチ

恋してる状態って、やっぱこうだよなぁ〜と思います。後ろ姿がすごく愛おしくて、写真に収めちゃったりして。まあ別れたら全部消すんですけど。笑‼️笑‼️笑‼️


明日からまた出勤なので、これくらいにしておこうと思います。やっぱり適職ニートだから働きたくない!!!と強く思ってはいますが、まあそんな暇しててもやれるような趣味もないので!大人しく働きます。すごい人になんてなれなくていいし、なれそうにもないから、とにかく早く役に立てる人になりたいです。

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