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AIは知的障害を死語にする

知的障害のハードルは低くなり、社会に包摂されていく。何が障害とされるのかは、テクノロジーの発展と関係があります。人間が獣を追いかけ狩をしていた時代に、目が悪い現代人がタイムスリップしたら、障がい者として扱われていたでしょう。現代では、メガネやコンタクトレンズがあるから、近視は生活の障害にならないのです。
生きてくには仕事をして稼がないといけません。現代の仕事の多くは、認知機能を働かせ、気持ちの良いコミュニュケーションが求められます。そこで、認知機能が低い人や、コミュニュケーションが苦手な人は、職場に馴染めなかったり、そもそも採用が拒まれることがあります。しかし、AIの登場によって、その問題は解消されていくでしょう。AIは、曖昧な話し方をしても、人間よりも正確に意味を汲み取ってくれるからです。嫌な顔一つしません。AIを媒介すれば、知的障害やコミュニュケーションに難がある人も、円滑に周囲の人とコミュニケーションを取れるようになります。つまり、障害となっていたものが、取っ払われます。これから知的障害という言葉も、死語になるかもしれません。
ようやく1人一台のタブレットを使って、授業が進められるようになりましたが、どこまでAIが教育現場に浸透しているのでしょうか。早い段階から、認知機能が低い子供に、AIを活用してもらうことで、いじめやトラブルを減らせると思うのです。AIは人間社会の円滑油になります。まるで、ドラえもんで、のび太がドラえもんに頼りながら、ジャイアンやスネ夫たちのいざこざを解決していくみたいに。

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