高専マガジンの相乗効果

今回は、軽くですがこうなってほしい。という気持ちとか考えとか書きます。

まず、ある人から聞いたのですが、「必要な情報が欲しいなら、情報が集めれないと思うなら、必要なのは情報の収集力ではなく、発信力。」という言葉。

これは本当にそうです。

現時点で少しずつですが、発信していっているわけですが、始める前は高専についてメディアを立ち上げるならもっと高専関係で色々やっている人を調べるべきだとばかり思っていましたし、実際にそうしました。しかし、中々情報は集まりません。

そんな中、「高専マガジンやります!」って言って、高専の事を発信しようとして進んでいくと、色々な情報が入って来ます。教えてくれます。

僕たちが高専マガジンをやっていき、高専について発信していく事でさらにコアだったり面白い情報が思いもよらぬ方向から来たりします。自分からしたら、こんなところからはこないだろ。と思うようなところからバンバン来ます。

そして、その情報提供者は僕たちの高専マガジンから必要な情報を拾うことができる。

こうやって、情報を交換しあって、必要な人に届けることができる。そんな情報の相乗効果を僕は期待してます。


次に期待しているのは、スキルを高めたり、発信したりする場としての高専マガジン。

人って、必要なスキルがあったりしたら、そのスキルだけを高められそうなサークルにいきがち。つまり、最短の道でゴールにたどり着こうとするんです。

でも、これに僕は違和感がありました。そして、この記事を読んで思いました。

(記事の内容はニューヨークの都市開発に革命を起こした主婦のドキュメンタリーの概要と宣伝。)

http://unleash.tokyo/2018/03/19/janejacobs-movie/

NYですら、効率を求め過ぎたらあんなに魅力的にならなかった。

そして、この記事でジェイコブスが挙げている都市が多様性を持ち、活気付くための4つの条件。

1、様々な人々が、様々な目的で交差できるよう、各地区が2つ以上の働きを持つこと                                   2、街路は短く、角を曲がる機会が多いこと。
3、年代や状態の異なる様々な建物が混ざりあうことで、家賃などの建物がもたらす経済的な収益を高いものから安いものまで多様にすること
4、各地区で、十分に人口密度が高いこと

僕の解釈ではこれはスキルにも同じことが言えると思います。

ちょっとした気分転換ではないけれど、少し遠回りしてみる。少し違う路地、言った事のない路地へと踏み出してみる。ここで大事なのは、その路地の先にもしっかりとした路地がある事です。つまり、無駄に見えてもその人に何かしらの影響を与えられる路地が張り巡らされている事。

これが都市に人が集まる理由だと思います。

そしてスキルも遠回りをしたり、違うものとも触れうことによってむしろ成長したり、自分のスキルが高まったりするのではないか?というのが僕の考えです。

そして、高専マガジンは違う高専の人、違うスキルを持つ人、つまり違う路地を覗くことができる。さらにはその中で自分と同じようなタイプのスキルの人たちと交流できる。そうやって、高専マガジンに関わることで、その人自身のためになるようなシステムが出来ていくと思っています。

そして、だからこそ本当に何かを求めている人。少し遠回りに見えるけど面白そうなことだなと思っていただけた人達と高専マガジンを作っていきたいと僕は思っています。

そして、少しでも高専マガジン関係者と話したいと思われた方はこちらからお願いします。

僕自身に会いたい。高専マガジン関係者に会いたい。なりたい。というようなメディアになれるように。なるためにも今日は少し自分の考え多めのnoteでした。


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