テキサスホールデムが気になる人へ。

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テキサスホールデム、最近よく耳にする方もいるかと思います。
所謂 <ポーカーの一種> なのですが、これがとんでもなく面白いんです。
そんなテキサスホールデムの魅力を、今回は語っていきたいと思います。
といっても、ポーカーについて何も知らないのにいきなり語ってもなんのこっちゃ理解できないと思うので、まずは基本的な知識から説明していこうと思います。

<ポーカーについて>
トランプを使ったギャンブルで、5枚のカードで役を作るゲームです。
ちなみに役はこんなのがあります。

ポーカー自体はドラクエや、ゲーセンのメダルゲームでやったことのある方がいらっしゃるかと思います。
最初に5枚のカードが配られて、何枚か交換して、上位の役ができたらそれに応じた配当がもらえて、さらにダブルアップのハイ&ローがあって、みたいな。
これはいわゆるドローポーカーという種類のポーカーで、日本で一番なじみのあるポーカーだと思います。

しかしですね

これから説明するテキサスホールデムポーカーは、このドローポーカーがクソゲー(失礼)だと思えるくらい楽しいゲームなんですよ!!!まあそもそもチップ(賭け金)のやりとりの仕方が違うので、ポーカーではあれどゲームとしては違うものだと思ってもらってかまわないんですけど。

というわけで、ここから先はテキサスホールデムポーカーの特徴について触れていきたいと思います。


<テキサスホールデムの特徴>

1.対人戦
ドラクエやメダルゲームのポーカーは、胴元(お店) 対 プレイヤーのゲームですが、テキサスホールデムは基本的にプレイヤー 対 プレイヤーのゲームです。

2.ハンドとコミュニティーカード
テキサスホールデムは、自分しか見れない2枚のカード(ハンド)と全員が見れる5枚のカード(コミュニティーカード/ボード)の計7枚から5枚を選んで役を作ります。

下図の場合、選ぶ5枚は、♥10 ♣10 ♠A ♥K ♠8 で、役は10のワンペアとなるわけです。


3.チップを賭けるタイミング
全部で4回あります。
 ①プリフロップ…ハンドが2枚配られた後
 ②フロップ…コミュニティーカードが3枚公開された後
 ③ターン…コミュニティーカードがさらに1枚公開された後
 ④リバー…コミュニティーカードがさらに1枚公開された後

といったように、ドローポーカーとはゲームシステムが全然違うことが分かるかと思います。このゲーム性が、面白さを産んでいるのです。
というわけで、次からはいよいよ!!テキサスホールデムの面白さについて語っていこうと思います!!!!


<テキサスホールデムの面白さ>

1.技術を使って勝てる

ギャンブルだから当然運ゲーなんでしょ?と考えてる人、いるかと思います。
しかし、このゲームは、運要素もあれど、技術を駆使して勝つことが多いゲームです。

例えば。

このゲームでは、チップを賭ける順番が回ってきたときに、前に誰もチップを賭けていなければ、自分も賭けずに手番をパスすることができます。
「チェックする」というのですが、たいていの場合、チェックした人の役は弱いと判断されることが多いです。
逆に前にチップを賭けている人がいれば、勝負に参加したいならば、そのかけられている額と同じ額以上のチップを払わなければなりません。

普通強い役ができている場合、相手からチップを稼ごうと「ベット」をし、ベットするほど強い役ができてない場合は、損失を少なくするため「チェックする」はずです。
なので、相手がチェックをしてきた場合、自分が強い役を持っていようとなかろうと、自分がベットをすることで、相手を降ろしてチップを獲得できる可能性が高いわけです。

もちろんその裏をかいて、めちゃくちゃ強い手でチェックをして、相手のベットを待って…なんて戦略も可能です。

これはほんの一例ですが、要はチップのやりとりで「相手の判断を誤らせる」ことで、どんどん利益を生むことができるわけですね。
しかも、このゲームでは、チップのやりとりをする回数が4回もあるんです。それだけ相手の判断を誤らせるチャンスがあるのです。ここまで言えば、これは運ゲーではなく戦略ゲーであることは分かってもらえたと思います。

2.判断材料が多く、頭をとんでもなく使う

先ほど、「判断を誤らせる」ことで勝つことが出来うるゲームだと言いましたが、ではどんなことを材料に判断するのでしょう?

正直、めちゃくちゃあります。判断材料。

ざっと挙げると、

自分のハンドが何か、ボードに何が落ちているか、自分の役は何か、相手がどのような役を持っているだろうか、今負けているとして役で逆転できる可能性は何%か、自分/相手の残りチップ量はどのくらいか、相手はどのようなアクションをしてきたか、自分がどんなプレイヤーだと思われているか、相手はどんなプレイヤーか、etc…

これらの情報を元に、自分はどのようにチップを稼ぐか考えるわけです。

ね、やばいでしょ?

しかも、相手は1人だけではありません。Maxで9人を相手にします。ふえぇ。

今まで得た情報を元に、数学と論理学と心理学を駆使して勝つ、これがテキサスホールデムの戦い方です。

そういうのが好きな方は、このゲームにのめりこんでしまうことでしょう!!

3.でもやっぱり運ゲー

技術で勝てる、と言いましたが、それはチップをたくさん持っているときです…。チップが少ないときには、出来るアクションの幅は限られ、ついにはオールイン…なんてことがよくあります。
しかし!要は強い役が出来れば勝ちなのです!強い役が出来るかどうか、そこはやっぱりです。
数学的に、論理的に、誤った判断をしたとしても、とにかく次に出てくるカードによって強い役が作れれば、とにかく勝ちなんです!!
オールインをしてもうアクションが出来なくなってしまい、しかも相手の方が圧倒的に勝っている状況にもかかわらず、とても薄い確率を引いて逆転したときの嬉しさは半端ないです。アドレナリンがどばどば。それもまた、ポーカーの持つ面白さです。(よく「That's Poker.」なんて言われたりもします。)


というわけで、ポーカーの面白さについて触れてきましたが、まだまだ面白い部分はたくさんあります。チップがあればチップじゃらじゃら出来るとか。そんでもって、ぶっちゃけ文字ではあまり面白さが伝わらないかと思います。詳しいルールとかも全然書いてなかったですし。
なのでもし興味が沸いたら、まずは、一度体験してみましょう。

謎クラならばいろいろと集まることが多いかと思いますので、ぜひ僕と居合わせていて、ポーカーが出来る環境であれば、いくらでもインストいたしますので、一緒にやってみましょう!!いつでも声かけてくださいね!

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