父母の失敗【腐敗と厄介な難問題の処理】~全体像~

腐敗は一日にしてならず。積もり積もって醸成される。上の立場の人(昔の人)が腐敗という病の元を作って、下の立場の人(今の人)の代になって病となって発生するようなもの。


上の立場の人(昔の人)が間違っている、悪いということではない。上の立場の人はわざと悪くしてるわけではない。善くしようとしてきた結果悪くなった。


上の人の時代に善いとされたこと、善いとされた制度や法律でも時代の流れにあわなくなってくるということがおこるから腐敗が発生する。


下の立場の(今の人)も、孫の代には「老害」と言われてしまうかもしれない。


腐敗は過去と関係している。


腐敗とは難問題だということ。


腐敗は人や組織に順応し、随い、付いていった結果起こる。


最初は勢いがある人や組織でも陰りが見え始め、何か失敗すると、それをうまく修正し、更新できなくて腐敗という難問題が起こる。


親や上の立場の人の失敗、敗れ事が下の立場の人に関係してきて腐敗という難問題が起こる。


腐敗とは順応していくのが難しくなり苦しい状態になること。


どんな人でも自分の大事な人を大事に思う気持ち、尊敬する気持ち、誇りに思う気持ちは何か感情を揺さぶられる。


腐敗とは愛情が深いゆえに離れたいけど離れられないという状態。これまで付いてきたという過去があるがゆえに容易に離れられないという状態。


大事な人、尊敬する人、誇りに思う人でも悪いことは悪い。善いことは善い。尊敬できない人が善いことをしたら善い。尊敬できる人が悪いことをしたら悪い。順応する、随う、付いていくのは「善」であって「人」でない。罪を憎んで、人を憎まず。


腐敗とは上の立場の人が無反省に上にいて、下の立場の人が盲目的に随うようになり、上下の意思感情が疎通できなくなること。


腐敗とは上の立場の人の事情が下の立場の人に伝わらず、下の立場の人の事情が上の立場の人に伝わらなくなること。


腐敗とは、「上の人」が無情で、「下の人」の気持ちを分かろうとせず、察しようとせず、やるべき仕事をせず怠けること。


腐敗とは、「下の人」は「上の人」に抑圧され萎縮し、気力がなくなり、気力を伸ばすことが出来なくなり、善くしていこうという心がなくなり、上の人を諫めることをしなくなり、上の人のなすままにする。そして今度は上の人を惑わすようなことをし利益を得ようとする。


腐敗とは、「上の人」も「下の人」もお互いの為に考えて動くことがなくなること。


腐敗とは、「上の人」と「下の人」がお互い欺きあうこと。


腐敗とは、人の心が腐ってしまい、全体が乱れること。


腐敗とは、私は私、あなたはあなたで、ただ目の前の楽しみを求め、今さえよければいいやと遠く未来を慮ることができなくなること。


腐敗は、自分で自分を変えることが出来ないから発生する。


腐敗とは風通しが悪くなり、流されていくということ。


水は流れるから腐らない。腐敗は、しばらく動かないことから起こる。


腐敗とは救済を求めている人が気づかれない状態になるということ。


腐敗とは汚れや悪いものを取り除きたいと思っても、それができずにいる苦しい状態。


腐敗とは相手に溺れていき本心を失うということ。


腐敗とは自分が慕ってるだけで相手にはその気がない。お願いし依頼するけども、顧みてもらえない。相手は答えてくれるけども信憑性がない。空かされているよう。アワビの片思い。


腐敗するとは右にもいけず、左にもいけず、流される状態になること。宙ぶらりんな状態になること。


腐敗とは「明確な喪失」という区切りをつけられず、時間が止まってしまう「曖昧な喪失」のこと。


腐敗とはお別れもできず、修正更新していくこともできない状態のこと。


腐敗という難問題を処理していくためには、なぜ今のようなことが起きているのか、現在の苦しみ、乱れ、不都合が生まれている根本的原因はどこからきているのか。なぜこのようになってしまったのかを~年単位~十年単位で過去にさかのぼり調べる必要がある。


なぜ改革しないといけないのか、変えないといけないのかをよくよく検討する必要がある。それらをよく考慮することで、これまでの腐敗や弊害、厄介な問題から救われる方法を知ることができるようになる。それが分かるようになれば腐敗という難問題を処理することが出来、改めることが出来る。


腐敗という難問題の処理の後、改革を断行した後に、どういう結果になるのかもよくよく考えないと、治まった状態を永く続けることが出来なくなってしまう。


改革をした後にまた同じ失敗をしないように、別の弊害が起こらないように、どのような世の中になっていくかを検討して、考慮しないと、利益を永く享受することが出来なくなったりする。


腐敗という難問題の処理は、簡単なことではなく、ときに危険をともない、勇気がいること。


腐敗という厄介な難問題を処理するときには、慎重にかつ丁寧にやる必要がある。


腐敗の処理をやりそこなってしまうと、前よりもひどい状態になってしまう可能性もある。


腐敗とは上の代の人、前の代の人の失敗を引き受け、救済をするということ。


腐敗とは同時に修正更新することでもある。デトックスとリセットで洗濯をするということ。


上の立場にいる人は自分で自分を変えることはできないが、下の立場の人が一緒にこの難問題を救おうとしてくれることで、腐敗を処理できる。お互い救われる。


腐敗を治め、難問題の処理をするということは、継承して再興するということ。


腐敗は、夢を持つとか志をもって生きるという気持ちが萎えているので、処理をするにあたっては、その夢や志を奮い起こし、長年の古い汚れや垢を取り除いて洗い清め、新しく生まれ変わること。


長年の苦労をねぎらい、気持ちをいたわり、わかってあげ、それらの苦労を忘れることができるようなことをしてあげる。どうしようもないと思うような人ほど気持ちを分かろううとすることが大事。



まとめ


もしかしたら、一回読んだだけではあまりピンとこない部分もあるかもしれません。ですが、これらを何回も読み直してみることで、「腐敗」の全体像がつかめるかもしれません。


この記事が、「腐敗」という状態にいる人のために少しでも役に立ってくれれば幸いです。





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