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「大丈夫」の裏側を見てくれる人を欲しているの。


「あなたは大丈夫よ」
この言葉、一見優しいようで、
実は決めつけだと思わないか。

社会人になって1年が経った今、
なんとなく周りも転職したり辞めて行ったり
そんな話をよく聞く気がしなくもない。

現に私の同期にも限界が来ている。
特に人間関係というのは
ストレスを感じ始めたら厄介だ。

周りから言われて気付いたこと。

私は、緊張だったりストレスだったり
ネガティブな感情が表に出にくいらしい。

そして、同期がストレスを抱えて
周りからも心配されるようになったこの頃、
よく言われることがある。

それが、「あなたは大丈夫だね」という言葉。

確かに私は仕事中に泣いたりしないし
周りともうまくやっているし
仕事を嫌いにもなっていない。

もちろん、
それが世に言う「大丈夫」な状態なのだが。

それでも、なんだか人に
「あなたは大丈夫」と決められるのは
何か違う気がして、
もやっとする感情が無くならない。

私だってそんなに強くない。
ただ、今は大丈夫なだけで。

そんなまとまりもない感情を
親友に電話で話してみた。
答えが出ない時ほど、話しているうちになんだか気持ちが整理できてくるものだから、
こういう時に話を聞いてくれる友達は貴重だ。

親友は言った
「周りから大丈夫って言われて、わたしは大丈夫じゃなきゃいけないんだ。って頑張りすぎちゃわないか心配。自分でも気づかないうちに溜まっていきそう」と。

彼は大学の親友なのだが、
私の本当によくわかってると思う。

わたしは自分の気持ちに鈍いから。

でも、その親友の言葉を聞いて、
なんだか心が救われた気がした。

そして気付いた。
そうか、私は誰かに
心配してもらいたかっただけなんだと。
気にかけて欲しいだけだったんだなと。

やっぱり私もそんなに強くないな。

「大丈夫」と言うことは、
心配はいらないという宣言でもある。

ただ、「大丈夫」といいつつ、
「大丈夫じゃないでしょ」
と言って欲しい時もある。

いわゆる、
「わたしと仕事どっちが大事?」と言う
めんどくさい彼女みたいなものなのだが、

心配してくれる人がいる。
気にかけてくれる人がいる。

これってどれだけ心強いものなのかと
痛感したのだった。

そう言えば最近、一人暮らしを始めた。
今までは通勤時間に考え事をするのが日課だったが、最近は家で料理をしたり洗濯をしたり
色々動き回っているから
自分と向き合うのを忘れていた気がする。

またいろんなテーマで
ノートを書いていけるといいな。

とりとめのない文章だけど
案外自分の考えを整理できるいい場所だと思うから、文字を書くのは大切にしたい日課。

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