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わたしの嫌いな言葉


わたしがこれまで生きてきて、
使うのが嫌いな言葉が2つある

そのうちのひとつは、
「なるほどね」だ。 

「なるほど」

個人的な意見だけどこの言葉は、
相手が言った言葉に対して、自分自身がなんの感想も持てない時。もしくは共感できないけれど、自分がその人とは違う考えを持っている。そのことを説明することすら放棄した時に、自然と出てきてしまう言葉だと思っている。

例えばの話。
自分と違う趣味を持った友人と関わる時、
趣味はなんですか?という会話をよくする。

私はアニメよりも映画派で、漫画よりも読書派。
もちろん人の好きなものに優劣はない。

だけど、その人からアニメの話をされた時、
私は共感することも、理解することもできない。そして、興味が持てない。
そんな時に出てしまう

「そうなんだ、なるほど」

という相槌。

自分が興味持てなくても話を聞き続けることはできるし、相手もその話を聞いてもらえるのはきっと嬉しい。だからこそ、「そのアニメ、どんなところが面白いの?」と言わずに、なるほど。と返した時、自分は相手と距離をとってしまったように感じる。

「それ以上は聞く気がないよ」

そうやって、
心のシャッターを閉めてしまったようで。

そんなふうに感じる自分が嫌だから、

なるほど。

この言葉を、
使うのも、言われるのも、嫌いになった。

もしこの記事を読んで、
私と違う意見を伝えてくれるのであれば、
ぜひ教えて欲しいなと思う。

決してわたしは、なるほど。
とは言わないつもりだ。

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