階段を降りる時。
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電車の揺れを、
立って、体で受け止めている時。
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そういう一瞬で、
体のあちこちに
小さな危うい痛みとか、強張りを感じた。
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実はもう、ずっと前から
それは健気に、そこにあったのかもしれず。
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それに気付いた時ね。
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感謝よりも、愛しさが湧いた。
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「頑張ってくれてありがとう」よりも、
ただ、愛しさが。
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自分の体に感謝しよう、とか
慈しみましょうとか、愛しましょうとか、
よく言われるけれど。
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そんな念仏のような感謝慈しみではない、
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ポンと まあるい花が開くような、
オフホワイトの愛しさが、
ただ、生まれた。
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わたしの愛が開いたのではなくて、
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ずっと体が捧げてくれていた愛が、
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「やっと、眼に入った」
「耳に届いた」
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そういうことなんだろう。
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やっと、会えたねえ。
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やっと、聞こえた。
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ありがとう。
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#今日の瞑想
#感情の体感ワーク
#色瞑想
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