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【今日の瞑想】稼ぐ

「稼ぐ」について、考えていたら、
漢字の成り立ちが気になった。
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「稼」の字は形成文字で、
「禾(のぎへん)」と、「家(いえ)」から成る。
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「禾」は、実って頭を垂れた稲穂🌾
「家」は、捧げ物(豚さん🐖)の祀られた家🏠
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そこから、
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✤ 稲を移し植える農事(田植え)
✤ 実った稲の穂
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という意味になった。
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「稼ぐ」と聞いて、
どんなことを思い浮かべる?
どんなイメージ?
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多くの人、
特にどこかに勤めてお金をもらってる人、
つまり、大多数の人にとっては、
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「決まった時間などのエネルギーを差し出し、
 対価を得る」
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こういう意味合いが
ずっと染み付いてるんじゃないだろうか。
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でもそもそも、「稼」には、
「実った稲穂」、つまり「対価」という意味のほかに、
「田植え(種まき)」という意味がある訳で。
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「やったら、やっただけ」みたいな
定量的な成果の意味ではない。
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種蒔きとしての田植えをして、
そこからどれだけの実りがあって、
それが、どれだけの人を養い、潤わせるのか。
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そういう、『一粒万倍』的な、
無限の豊かさの可能性を秘めている。
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「稼ぐ」って考えると苦しくなっちゃうのって、
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「欲しかったら、差し出さないといけない」
「もっと欲しかったら、
 とことんやらないと入ってこない」
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そういう、無意識の思い込み、
刷り込みみたいなものが、
あったりするのかなーと思った。
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本当は、一粒万倍で、
田植えをしたなら
自分だけでなく、
どれだけの人が豊かさを受け取るのか、
幸せになるのか、
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「田植えの、その先」
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そこも視点に入れられたら、
きっと、「稼ぐ」が、楽しくなるはずだ。
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稼ぐことは、
人も、世界も幸せにする、
無限の可能性の種蒔きなのだ。
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#今日の瞑想
#稼ぐ

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